最近の家は「シロアリ天国」だった!? 地震で倒壊した家の8割に被害

 

家を脅かす「シロアリ」。

しかし、なんとなく「我が家にはまさか居ないだろう」と高をくくってはいませんか?

実は日本の住宅は“シロアリ天国”。

なんと、5件に1件は「シロアリ被害あり」という調査結果も出ているんです!(2013年国土交通省補助事業 シロアリ被害実態調査報告書より)

それは、気候のせいなどではありません。

わたし達の意識があまりに低いからなのかも……。

そこで今回は、シロアリ防除のプロである「アサンテ」さんご協力のもと、研究開発室の箕浦さんにお話しを伺いました。

 

■「シロアリ」の意識が低い、日本

学生時代からシロアリ研究を行っている箕浦さん

「日本は、シロアリの意識が低いんです。」

そう話すのは、研究開発室の箕浦さん。

「住宅の平均寿命は、“日本で26年、アメリカで44年、イギリスで75年”と言われています。

日本は新築信仰ですから、築年数が経った家は評価されないんですね。しかし、海外では、“手入れをして長く持つ家は良い家”という常識があるんです。

quackersnaps / PIXTA

例えば、アメリカではシロアリ検査をして「シロアリが居ない」と認められないと、中古住宅は販売できません。

公園などでも、定期的にシロアリ用の疑似餌を設置する地域もあります。それだけ、シロアリ対策の認知度が高いんです。

しかし、日本では中古住宅にシロアリ検査の義務はありません。

家を長く持たせる、そしてその家を引き継いで行く、という文化が希薄なのかもしれませんね。」

 

■最近の家は「シロアリ天国」!?

「シロアリが出るのは古い家っていうイメージがあるかもしれませんね。

ですが、むしろ“昔の家”のほうがシロアリに食べられていないケースも良くあるんです。

Takasah / PIXTA

昔の家は、風通しが良いように作られていました。今は気密性が良くて、1年中ちょうどいい気温を保つ家が好まれるでしょう?

家の内側と外側の気温差が大きいと、結露することだってあります。

床暖房をつけたり……と、人間が心地よい空間はシロアリにとっても住みやすい家なんです。」

 

■被害が出る前の「予防」こそ大事

「シロアリは、被害が出てからではもう遅いんです」と箕浦さんは語ります。

ここまで酷いと、柱の取替が必要

「シロアリ被害がある柱を取り替えるとなると、壁を壊したり床を剥がしたり……、時間とお金がものすごくかかります。時には、数百万円単位になることだってあります。

シロアリ被害を見つけても“うちはそのままで良いわ”なんて言われる方もいらっしゃるんですね。

でも、阪神淡路大震災で倒壊した家の8割から、なんらかのシロアリ被害が見つかったという調査結果(公益社団法人 日本しろあり対策協会)も出ています。

せっかくの耐震構造も、構造材にシロアリ被害が出てしまっては全く意味がありません。

「家の修繕費を積み立てている人は多いんです。

しかし、外壁だとか屋根だとか……“外から見える場所”に目が行きがちで、シロアリや水道配管などの“見えない場所”は修繕費用の中に入っていないお宅が多いんですね。

しかし、見えない場所だからこそ、“予防”さえすれば、被害が出たときよりもずっと安い金額と手間で済みます。

 

■築5年目から、シロアリ危険度UP

シロアリは予防が大切だということは分かりました。

しかし、どのくらいの頻度で予防を行えば良いのでしょうか?

「使用する薬剤は環境や人体への影響から、効果は5年間ほど。どんな新築の家でも、5年経てばシロアリの被害が起きてもおかしくないんです。

しかし、最近の家は何年経っても、外壁材に汚れがつきにくかったり、まるで建ったばかりの新築のようにずっと“新しく見える”んですよね。

だから築何十年経っても、なんとなく新築の気持ちでそのまま放置している家もあります。

ぜひ、5年ごとにシロアリ対策をしていただきたいですね。」

 

あなたの家は大丈夫ですか?

こちらの記事では、自分でもできるセルフチェックリストをご紹介。

また、プロに自宅を“無料”で診てもらうこともできます。

シロアリが居るのか?居ないのか?だけでなく、出やすいポイントや、気をつけるべきことなどを教えてもらえますよ。

こちらの記事では、実際にシロアリ調査をお願いしてみました。合わせてチェックしてみて。

 

 


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