あっ…賞味期限切れてた!を防ぐ「災害時の備え」のやり方

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会社や学校で避難訓練を行ったり、テレビやネットで関連ニュースを目にしたり。自然と、防災意識が高まるこの時期。

数年前まで、災害時に備えた食品・水などは“3日分”あれば十分と言われていました。ところが、南海トラフ巨大地震を想定すると、備蓄は「1週間以上」が望ましいとのこと。

もしもご家庭で災害時の備えができていない……という場合、今日から少しずつ準備をはじめてみませんか?

 

■「7日分の備蓄」ってどれくらい?

7日分というと、「1日3食×家族分」のストックを備蓄用に買い揃えなくてはいけないと考えがちですが、実際はそうでもないようです。

冷蔵庫の食材や根菜、乾物、普段使いしている缶詰やパスタなどで、2〜3日分はまかなえるとのこと。それで足りない分を備えると考えれば、そこまで大量のストックは必要ありませんよね。

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どのくらい足りないかわからない……という場合は、今ある食材だけで朝・昼・晩ごはんのメニューを書き出してみるのがおすすめ。だいたいの不足分が見えてくると思います。

電気・ガスが止まることを想定して、カセットコンロとボンベを備えておくのも忘れずに。

ちなみに人が1日に必要な水は、3L。環境省によると、わが家の愛犬(9kg)に必要な水は580mlとのこと。これを基準に、7日分を備えるようにしています。

 

■非常食を日常的に消費する「ローリングストック法」の良し悪し

わが家では以前、非常食の管理に「ローリングストック法」を取り入れていました。非常食を日常的に消費し、消費した分だけ買い足すという備蓄法です。

長期保存を前提にしなくていいので、レトルト食品やフリーズドライ食品、インスタントヌードルなど、賞味期限が短めのものでも、非常食として扱うことができます。

ところがわが家では、ストックしておいたもののうち「おいしい」と思ったものは、あっという間に消費してしまい、買い足しが間に合いません!

逆に「いまいち」と感じるものは消費期限が過ぎても食べきれないという、残念なローリング結果に。

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そんな失敗を経て、現在のわが家の非常食の備蓄は、長期保存ができる缶詰・瓶詰めがメインとなりました。

在庫管理の得手・不得手や、食品の消費スタイルによっては、「ローリングストック法」が向いていないこともあるようです(汗)

 

■日常的な食材とは別に保管する、メリット

手に取りやすい場所においしいものがあると、あっという間に食べ尽くしてしまう傾向にあるわが家。

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非常食はスーツケースに入れてクローゼットの片隅に、水はベッド下の引き出しに入れて保管しています。

日常的に消費する食材とは分けて管理することで、うっかり非常食を切らしてしまうことはなくなりました。その一方で、うっかり消費期限を切らしてしまうリスクはアップ。

そこで、備蓄品と消費期限のリストを作って、年に2回チェックすることにしました。リストを作ったり更新したりする手間はかかりますが、そのとき以外は在庫管理に気を揉む必要がないので、筆者には向いているようです。

 

災害時のための食品、水、そのほかの防災用品も、一度準備すれば「それでおしまい」ではありません。

定期的に見直して、「いざというとき」に本当に使えるよう、自分に合ったものの選択・管理方法を見つけることも大切なのかもしれませんね。

筆者もおいしいからといって、缶詰・瓶詰を食べ尽くさないよう、気をつけたいと思います!

 

【参考】

人と防災未来センター

1週間分の食料備蓄例を考えました~巨大地震に備えて家庭でできる防災対策 | ベターホーム

飼い主のためのペットフード・ガイドライン|環境省自然環境局総務課動物愛護管理室

(ライター: ライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザー さいとう きい)