読書で塾に通わずに学力UP!子どもを「本好き」にする部屋づくり

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突然ですが、皆さんのお子さんは、本を読んでいますか?

子どもの教育コンサルタント・松永暢史氏は、子どもの読書量と学力アップに関して、次のように言っています。

「本を読まない子が、頭が良くなるはずがない」

松永暢史氏の著書『できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法(扶桑社)』では、本を読む習慣が子どもの学力アップに役立つことに触れています。

しかし、最近では、スマホやタブレットの普及で、子どもの本離れが進んでいますね。

デジタル端末でゲームや動画を楽しむ子どもに、読書の良さを伝えるのはなかなか困難。

あまりガミガミ口うるさく言ってしまうと、かえって本を嫌いになってしまうかもしれません。

本を読みなさいと頭ごなしに言うのではなく、家にいるときに子どもが自然に本を手に取るような部屋づくりに意識を向けてみましょう。

大きな本棚をひとつ用意するよりももっと効果的な、子どもを本好きにさせるお部屋づくりのコツをご紹介します!

 

■本を読むと国語はもちろん「理数」の問題にも強くなる!

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『できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法』の中で松永氏は、「頭のいい人には読書家が多い」と述べ、「頭がいいから本を読んでいるのではなく、本を読んでいるから頭が良くなっている」のだと指摘しています。

確かに本をたくさん読む子どもは、漢字や言葉の知識が豊富で、国語が得意な子が多いですよね。

本を読みながら登場人物の心情を推し量ることで、考察力や思考力も培われ、文章読解力もしっかり身に付けることができます。

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さらに、松永氏は、読書で国語力に加えて「理数」の力も伸ばすことができると言っています。

例えば、算数の文章問題は国語力がないと、正しい答えにたどり着くことができません

また、しっかりとした思考力が備わっていると、解答を導き出すプロセスをイメージしながら素早く問題を解くことができます。

このように、読書を通じて理解力や思考力を高めることは、子どもの総合的な学力を引き上げることに繋がるというわけです。

 

■子どもを本好きにさせるには「本棚」はいらない!?

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子どもに良い本を読ませようと、自宅にたくさん本を用意しているご家庭もあることでしょう。

本の置き場所と言えば当然「本棚」ですよね。

重量感があり背の高い本棚は、部屋の隅に設置することがほとんどです。

しかし、普段あまり本を読まない子どもが、部屋の隅にある本棚の前までわざわざ行って本を読み始めるのは、ほとんど奇跡のようなもの。

それに、背の高い本棚は子どもの身長に釣り合わず、たくさん本が並んでいるとどれを手に取って読めばいいのか分からないという場合もあるため、あまりオススメではありません。

 

■カラーボックスやブックスタンドで本をディスプレイすれば、子どもが本に興味を持つ!

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子どもには、背の高い本棚ではなく、カラーボックスなどを使って低い位置に本を並べるようにすると、本を手に取りやすくなります。

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また、子どもが興味を持ちそうな本を5~6冊くらいセレクトして、ブックスタンドを使ってテレビの横に置いたり、チェストの上などに表紙が見えるようにディスプレイしたりするのもオススメです。

子どもの視線が行きそうなところに本を小分けしてちょこちょこ置くと、自然に本が目に入り、本に関心を抱きやすくなります。

そして、子どもが本を手に取ったタイミングで、「あ、その本すごく面白かったよ」「泥棒屋敷に忍び込んで冒険する話で結構スリルがあったな」など、感想やあらすじをさらっと伝えると、本への興味をさらに引き出すことができます。

 

ホームセンターのカラーボックスや、100均のブックスタンドを利用すれば、1,000円ちょっとで子どもが本を読みたくなる部屋作りが完成します。

子どもの学力アップは、お金をかけずとも、こうしたお部屋のちょっとした工夫でサポートしてあげることもできるはず。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

【参考】

「できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法」(扶桑社刊)