「親子の会話」で塾に通わずに学力UP!? 会話が弾むリビング作りとは?

 

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「リビング学習」という言葉がすっかり定着しているように、リビングが子どもの理想的な学習場所として注目を浴びています。

リビングとは家族の交流の場であり、子どものリビングの滞在時間が長いと、それだけ親子間のコミュニケーションも深まります。

子どもの教育コンサルタント・松永暢史氏の著書『できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法』(扶桑社刊)によると、「国語力は親が子どものおしゃべりに付き合うことで養うことができる」のだとか。

さらに、「学力を決定づけるのは国語力であり」「子どものうちの国語力は、家庭でしか育まれない」とも述べています。

松永氏の著書を参考に、子どもの学力を伸ばす「リビング」の作り方をみていきましょう!

 

■親子の会話から子どもの表現力や読解力、文章力などの「国語力」が育つ!

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産まれたばかりの赤ちゃんは言葉を話すことができませんが、2~3年もすると、上手におしゃべりができるようになりますね。

子どもは親から話しかけられた言葉を耳で聞いて、口で発音を真似しながら言葉を覚えていきます。

このように、子どもの言葉の習得には、小さい時から親子間の会話やコミュケーションが欠かせません。

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同じように、言葉の表現力や理解力、読解力、文章力などをひっくるめた「国語力」も、家庭での親子の関わりによって育まれます。

松永氏は著書『できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法』の中で、次のように言っています。

「日常的な会話を通して表現力が磨かれる」。

そして、

「家庭での親子の会話やふれあいが子どもの国語力を左右する可能性を、親は早く気づくべき」とも……。

普段のなにげない親子のおしゃべりや家族団らんの時間が、子どもの国語力を養う時間になっているなんて、目からウロコだと思いませんか?

家族が集う場所といえば、リビングです!

つまりリビングでの親子の過ごし方が大事ということなんです。

では、子どもとのおしゃべりが弾むリビングにするには、どんな工夫があるとよいのでしょうか?

 

■「リビング」と「対面式キッチン」で、子どもの目を見て会話!

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おしゃべりをするとき相手と目が合わないと、「話の内容に興味がないのかな?」「つまらないのかな?」と思い、誰でも白けた気分になってしまいます。

子どもだって、自分の話をいい加減な態度で聞かれると、話す意欲をなくしてしまうもの。

だから、子どものおしゃべりに付き合うときは、できるだけ子どもの目をしっかり見て話を聞くことが大事です。

さらに相槌を打ったり質問を挟んだりすることで、「あなたのお話に興味を持って、しっかり聞いているよ」というメッセージも送ることができます。

しかし、仕事と家事に追われ、じっくり腰をすえて子どもの話に耳を傾ける余裕がないというママの声もあります。

 

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そんなとき、やはり良いのが、リビングと対面式のキッチンです。

最近では、シンクやコンロをリビングに面して設置する家庭が増えていますね。

対面式だと、料理や皿洗いなどの家事をしながら家族とコミュニケーションをとることができるので、とっても便利。

ママがキッチンで家事をしているときに子どもが話しかけてきても、目を合わせて話を聞くことができますし、表情で話を真剣に聞いていることを伝えたり、相槌を打って子どもの話を促したりすることもできます。

子どもも、親がちゃんと話を聞いてくれていると思うと、話すのがもっと楽しくなっておしゃべりもはずみそうですね!

 

■「勉強机」や「ランドセル」の置き場所を、子ども部屋からリビングに移してみよう!

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学習机やランドセルは、子ども部屋に置くのが一般的かもしれません。

しかし、あえてリビングに置くようにすると、子どもが自分の部屋ではなくリビングにとどまって、親子で一緒に過ごす時間を増やすことができます。

そして、勉強道具がすぐそばにあると、自然にリビング学習をする機会も増えます。

「学力が高い子どもはリビングで学習するケースが多い」との調査報告もあり、すでにリビング学習を実践されているご家庭もあるのではないでしょうか。

リビング学習のメリットとしては、以下のことが挙げられます。

  • 親の目の届くところで子どもが学習に取り組むと、学習習慣をしっかり身に付けられる
  • 子どもの理解度を親が把握でき、必要に応じて学習をサポートできる

そして、もうひとつ、「リビングでの滞在時間が増えると親子でおしゃべりを楽しむ時間が増え、子どもの国語力がアップする」というメリットも忘れてはなりません。

子どもの国語力が伸びるリビング作り、皆さんもぜひ参考にしてみてくださいね!

 

【参考】

「できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法」(扶桑社刊)