塾なしOK!でも家庭教師に丸投げはNG!家庭教師とは「リビング学習」で

 

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子どもに「家庭教師」をつけてもなかなか成績が伸びない、なんてことはありませんか?

子どもの教育コンサルタント・松永暢史氏の著書『できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法』(扶桑社刊)によると、家庭教師に子どもの学習を丸投げするのは危険だということが分かります。

実は、家庭教師による学習効果は、親の関わり方によって大きく変化します。

「よい家庭教師の選び方とは?」

「親は家庭教師にどう接するべき?」

「家庭教師を呼んだらどこで勉強すればいいの?」

今回はそんな、ご両親が思うさまざまな疑問にお答えします!

 

■家庭教師の学歴は関係ない!よい家庭教師を見つけるテクニックとは?

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『できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法』の著者である松永氏はこのように言います。

「家庭教師が優秀かどうかに、学歴は関係ない」。

 

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ある東大生の家庭教師は、授業を行わずに「漢字の書き取りを繰り返しやらせていた」そうです。

このような自主学習でもできることを、わざわざ家庭教師にお願いしてやらせる必要なんてありませんよね。

学歴だけで家庭教師の能力を決めつけるのは失敗のもと。

では、よい家庭教師を見つけるためには、一体どうすればいいのでしょうか?

 

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松永氏は、家庭教師を依頼するときに「子どもの受験勉強を見てもらいたい」と漠然とお願いするのではなく、「この志望校に教え子を合格させた実績のある教師を紹介してください」とはっきり伝えることが大切だと言います。

また、「どういう指導方法で、どのような学習プログラムを組むつもりなのか」と具体的な授業内容を確かめることも大事です。

一流大学の家庭教師を雇ったからもう安心、というのは早とちり。

学歴ではなく、教師としての資質や能力をしっかり確かめた上で、ようやくこの人に頼んで大丈夫と安心できるのです。

 

■家庭教師の授業は、子ども部屋より「リビング」でした方が学習効率アップ!

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「指導方法や学習プログラムにも納得したし、あとは家庭教師にすべてお任せしよう」と思う人がいるかもしれませんが、ちょっと待って!

どんな授業をするのかは、実際に見てみないと分からないものです。

先述の「漢字の書き取り」がいい例のように、親が「それはうちの子どもには無駄な授業なのでは……」と思う場合もあります。

そんなとき、親は遠慮することなく、どんどん授業に介入して希望を伝えてよいのです。

子どもの学習を家庭教師任せにしないためにも、家庭教師を家に呼ぶときは子ども部屋ではなくリビングで学習するのがオススメです。

リビング学習なら、どんな授業を行っているのか、その都度、親が把握することができますね。

また、親の目を感じながら学習することで、子どもも教師も適度な緊張感を覚えて集中力が途切れません。

学習効率も上がって、まさに一石二鳥です。

 

■子どもと家庭教師の相性を「リビング学習」で見極める!

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松永氏は、もうひとつ大事なことがあると言います。

「家庭教師は優秀なだけではなく、子どもとの相性がいいことが不可欠」。

家庭教師のメリットは、子どもの精神的理解者になってくれるという点もあります。

受験を控える子どもは、思春期真っただ中。

受験はもちろんのこと、友人関係や恋愛、いじめ、将来のことなど、様々な悩みや葛藤を抱えている場合もあります。

そんなとき、家庭教師がお兄さんやお姉さんのような立場で子どもに寄り沿ってくれると、子どもが精神的に安定して、学習にも前向きに取り組むことができます。

リビング学習なら、親が子どもと家庭教師のやりとりを目にして、人間的な相性を見定めることもできますね。

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いかがでしたか?

子どもの学力を支えるのは、塾や家庭教師などの外部の業者だけではなく、親のサポートだということがよく分かります。

松永氏の同著には、このほかにも、「子どもの学力を伸ばすために親が守るべきこと」のヒントがいっぱい詰まっていますよ。

ぜひチェックしてみてくださいね!

 

【参考】

※  「できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法」(扶桑社刊)