小さいけれど存在感は大!「巾木(はばき)」ってどこか知ってる?

 

新築やリノベーションをする際「はじめから仕様を細かく決めていた!」という方は少ないのではないでしょうか?

やはり工程に合わせて様々な仕様決めを迫られ、予算とも格闘しながら完成させていくケースが多いと思います。

後から「こういうのもあったのか」「こっちの方が好きだったのに」とならないよう、小さい部位ではありますが、

実は部屋の印象をガラリと変えてしまう!?そんな住まいの名脇役をご紹介していきたいと思います。

今回ご紹介するのは「巾木(はばき)又は幅木」です。

 

■床と壁の間に走る横長の部材「巾木(はばき)又は幅木」

「巾木(はばき)又は幅木」をつける目的はアクセントや装飾だけのためではありません。

以下のような役割があります。

・役割1:床と壁を繋ぐ

床と壁を、垂直にピッタリと納めるのは難しいもの。

また湿気や温度で収縮する木材同士はあえて隙間を少しあけておくため、そこを巾木がカバーしています。

・役割2:壁の保護

掃除機等が当たりやすく、足元なので汚れやすい部分に巾木があることで壁が守られています。

 

■ホコリ、家具の設置…巾木デメリットあるある!

主婦が感じる2大デメリットは「巾木の上にホコリが溜まる」「家具などが壁にピッタリ付けられない」ではないでしょうか。

たとえ1センチ足らずの厚みでも、しっかりとホコリがたまるので掃除が必要になり、厚みの分だけ家具が前に出てしまうんですよね。

 

■素材、種類、色の効果を知ることで自分に合った巾木を見つけよう

住宅で最も一般的な木製巾木は、木目をプリントした塩ビ製品も有れば、木に塗装することもあります。

柔らかいビニール素材のソフト巾木は、洗面トイレやアパートでよく使われます。厚みが無いのでホコリは溜まりません。

ここで重要なのが、床壁の色や素材と併せ、巾木を何色にするか?という点です。

木目か?無地か?に加えて、濃い色や目立つ色でコントラストを付けるとアクセントになり、

白や薄い色、壁と同色にすれば部屋が広く見える効果が期待できます。

また、木で作るなら高さも変えられますので、低くするとカジュアルモダンに、高くするとクラシックな重厚感がでます。

決める前に沢山の事例を見たり、プロのアドバイスも受けながら、自分の優先順位と好みを探してみましょう。

出来れば写真よりも、住宅展示場や知人のお宅などで確認することをオススメします。

 

■まだまだある!巾木の種類

さて、巾木の種類は上記だけではありません。

海外では、タイルやテラコッタを巾木にしているのも見かけます。

タイル床やインナーテラスに取り入れると手間はかかりますが、個性的でしゃれたコーディネートになりそうですね。

逆に目立たせたくない、少しでもスッキリした部屋にしたいなら、壁より引っ込める「入り巾木」と言う施工方法もありますが、高度な技術になるのでコストも割高になります。

さらに、床の素材によっては全く付けないことも不可能ではありません。

筆者が以前行った戸建てリノベでは、床にタイルやコルクをセルフで貼り、巾木は付けませんでした。

 

いかがでしたか?

この機会にちょっと注目してみてもらえたら嬉しいです。