塾に通わなくても「キッチン」で学力アップ!? 子どもの創造力を高めるのは料理だった!

 

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子どもの教育コンサルタント・松永暢史氏は、最近の日本の学生の傾向として「知識偏重の勉強のみ」で、「好奇心に基づく深い知識やアイデアに乏しい」と指摘しています。

社会で本当に必要とされるのは、アイデアや行動力のある人です。

しかし、詰め込み教育や暗記学習ばかりでは、子どもの自主性や独創性などを養うことができません。

松永氏の著書『できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法』(扶桑社刊)では、子どもの可能性を広げるヒントは「キッチン」にあると紹介されています。

それは、どのようなことなのでしょうか?

松永氏の著書にあるキッチンでできる子どもの学習サポートについて、ご紹介していきましょう!

 

■「料理」で子どもの独創性や自主性、行動力が育つ!

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自主性や行動力のない人のことを「指示待ち人間」なんて言い方をすることがありますね。

勉強はできても、オリジナリティやアイデアがなく、何事も人任せにしていると、周囲から信用を得ることはできません。

知識は使ってこそ、初めて役に立ちます。

学習で得た知識を自分のものにして役立てるには、独創性や自主性、行動力が必要なのです。

松永氏の著書『できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法』には、「料理」が子どもの発想力や自発力を育てるのに役立つと紹介されています。

松永氏は「カレーにチョコレートを入れたらどうなるかな?」「おでんにトマトを入れたらどうなるかな?」

など、子どもの好奇心のままキッチンで料理をさせることが大事だと言います。

アイデアを思いのまま試してみたり、機転を利かせて工夫を加えてみたり。

料理にはそんなふうに、自発的に行動する機会がたくさんありますよね。

 

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また、料理は結果がダイレクトに出るのも良いところです。

上手くいったところ、改良すべきところなどが具体的に見えて、子どもが「面白い」と思って積極的に取り組めます。

視覚や聴覚、嗅覚、味覚など、五感をフルで使いながら研究体験を積むことができるので、キッチンはまさに子どもにとって理想的な実験の場と言えるでしょう。

 

■小さな子どもには、「クッキングトイ」「ホットプレート」で料理体験させる!

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身近にあるキッチンが子どもの理科実験室となり、学力UPに役立つとなれば、これは使わなければ損。

親子でキッチンに立って、一緒に料理を楽しみながら、学習をサポートしていきましょう!

「子どもが小さくて、包丁やコンロはまだちょっと危なっかしい……」という場合は、「クッキングトイ」がオススメです。

おにぎりやのり巻、パン、アイスクリーム、チョコレート、クレープなど、さまざまな種類のクッキングトイがあり、おもちゃながら本格的な料理が作れます。

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また「ホットプレート」での料理も、温度調節がしやく、鉄板が広くて調理しやすいので、子どものクッキングに向いていますよ。

 

■失敗もウェルカム!創造力やチャレンジ精神を養うチャンスにすべき

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子どもの自主性や独創性を育てるためには、親はケガやヤケドにだけ注意を払い、基本的に料理は子どもの自由にさせてあげる方がいいでしょう。

「あ、焦げてる……」「分離しちゃう……」「しょっぱすぎる……」などなど、

いろいろと手を出したくなる場面もあるかもしれませんが、失敗も大事な実験の一部です。

失敗をすることで、何が原因なのか検証する力が付きますし、「次はこうしてみたら良くなるかも!」と工夫やアイデアも湧いてきます。

2度目、3度目のチャレンジで成功することができれば、諦めずに続ける力やチャレンジ精神も身に付きそうですね!

 

■「ノート」にレシピや料理の感想を細かく記録させる!

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理科実験らしく、子どもが作った料理のレシピや感想を記録するノートをひとつ用意してみるのもいいかもしれません。

スマホで料理の画像を撮ってレシピとともに整理しておくと、後で実験を振り返ったときに内容がよく分かります。

ノートを見直して失敗と成功の違いを発見したり、新しいアイデアのきっかけを掴んだりと、ノートが子どもの実験に役立つことも大いにあります。

また、ノートに記録をとり、実験プロセスを文字にしてまとめることで、思考力や整理力も伸ばすことができますよ。

 

いかがでしたか?

親子で取り組むキッチンでの理科実験。

普段の生活の中にこそ、子どもの学力を育くむヒントがたくさん隠されているんですね!

 

【参考】

「できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法」(扶桑社刊)