テフロン加工よりアリかも!? こんなに「鉄フライパン」の使い勝手がいいなんて!

 

数年前まで、「テフロン加工のフライパン」を使っていた筆者。

買ったばかりの頃は、なにを調理してもツルツルすべすべ、フライパンにくっつかないのに、1年経ち、2年経ち、コーティングが劣化してくると、今度はなにを調理してもくっつくようになるのが難点でした。

 

そのたびにフライパンを買い換えなくてはならないのがイヤになり、4年前、思い切って自宅のフライパンを「鉄製」のものに切り替えたところ……。

フライパン料理が驚くほど美味に!

経年で劣化するどころか、どんどん使いやすくなっていくため、定期的な買い換えは不要。

強火OK、金属ヘラの使用OK、こすり洗いOKと、慣れてしまえばテフロン加工、フッ素樹脂加工のフライパンより、ずっと扱いやすいことにも驚きました。

扱い方のコツはというと……。

 

■準備のコツ:使う前の準備が面倒な人には”抜け道”が!

鉄のフライパンの多くは、使用する前に準備が必要です。

フライパンについた保護皮膜を焼き切る「空焼き」や、油をなじませる「シーズニング」、フライパンにサビ止めワックスが塗られている場合は、その洗浄も必須。

え? すでにめんどくさい?

それなら、食品衛生法に適合した「シリコン樹脂塗装」が施された鉄フライパンがオススメ。

これだと事前準備ナシで、すぐに使い始めることができます。

実は筆者が選んだ鉄フライパンもシリコン樹脂塗装タイプ。

使い込むうちに自然に塗装はとれてしまいますが、その頃にはフライパンに油がなじみ、塗装がなくてもコゲついたりサビついたりしづらくなっていました。

そのほかにも、特殊な熱処理により空焼きが必要ないフライパンや、すでに空焼きをした状態で出荷されるフライパンもあります。

自分がかけられる手間に合わせて選ぶといいかもしれませんね。

 

■調理のコツ:しっかり熱する+油は多めで!

テフロン加工のフライパンを使い慣れている人が鉄フライパンを扱うときに注意すべきポイントは2つです。

  • しっかり熱すること
  • たっぷり油をなじませること

それでは実際に、わが家の鉄フライパンで目玉焼きをつくる工程を見てみましょう!

工程1:食材をフライパンに入れる前に、まずは空のまま中火〜強火にかけます。

表面からうっすらと煙が上がってきたら、フライパンの表面全体にゆきわたるよう、多めに油を注ぎます。

 

工程2:油が熱くなったら余分を拭きとり(もしくはオイルポットなどに戻し)、卵を投入! ジュワワッ!

 

工程3:蓋をして、火を止めます。鉄は蓄熱性が高いので、火を止めてもすぐに冷めることはありません。

半熟の目玉焼きなら、予熱だけで十分に火が通ります。

 

工程4:蓋をして1分ほど待ったら……わが家の定番、「黄身は半熟、白身のフチはカリカリの目玉焼き」の完成です!

フライパンを使い込んで油が馴染むと、くっつきやすい卵料理でもツルンとお皿に取れるようになりますよ。

 

■手入れのコツ:スグ洗う+しっかり乾かす!

調理後の手入れのポイントも2つだけです。

  • 使ったあとスグに洗う
  • しっかり乾かす

フライパンがまだ熱いうちなら、水やお湯にジュッ!とつけ、タワシでこするだけで十分に汚れは落とせます。

臭い残りが気になるときは、食器洗い用洗剤で洗っても大丈夫。

次に使うときに、また油をなじませれば問題ありません。

 

しっかり乾かすためのひと手間は、こちらです。

洗った鉄フライパンを再度1分くらい火にかけ、水分を完全に飛ばしておくと、赤サビを防ぐことができます。

といっても、そこは頑丈な鉄フライパン。多少サビても再生できます。

タワシやサンドペーパーなどでサビを落としてよく洗い、改めて空焼き、シーズニングをすれば、また気持ちよく使えるようになるんです。

 

「意外にカンタンかも?」と思われた方は、次回、フライパンを買い換えるとき、ぜひ鉄フライパンもチェックしてみてくださいね。

(ライター: ライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザー さいとう きい)

 

【参考】

※ 鉄製品について | 和平フレイズ株式会社