“これ大切なモノ?”はNG!家族だから気を付けたい「思い出整理」の注意点3つ

 

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写真や日記などの「思い出の整理」は、本来は心の安らぎになるものです。

家族が協力してあげると、もっと楽しい時間になります。

しかし、協力がないどころか、家族の言動によっては、楽しい時間が台無しになってしまうことも多いのもの。

そこで今回は、2児の母であり「思い出整理アドバイザー」の筆者が、“思い出整理をスタートする際の注意ポイント”3つをご紹介します。

 

■ポイント1:まず「モノの価値観」は世代によって違うことを理解しましょう

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人はそれぞれ、生きてきた時代によって「モノの価値観」が違います。

その価値観については所有者である本人しか知りえないことですから、たとえ家族でも勝手に判断してはいけません。

筆者が行っているセミナーでは、多くの思い出を持っている60歳以上の世代については、

「モノがたくさんあることが“豊か”」という価値観を育んでこられたのだということを理解してもらうようにしています。

しかし一方、その子ども世代は、“必要なモノ”だけ暮らしていて、“モノを残す”という感覚があまりなく、当然「思い出のモノ」が少ない。

さらにその下の世代にいくと、もっと“モノを持たない”人が多いといわれています。

このようなモノの持ち方の違いから、整理に悩む人が多いのもわかります。

ですので、整理に取りかかる前に、家族が大切にしているものを話題にしてみんなで盛り上がるのも有効だと思います。

 

■ポイント2:家族だからこそ、絶対に言っちゃいけない「NGワード」3つ

プラナ / PIXTA

家族だからこそ、思い出整理の進め方は、気を付けて伝える必要があります。

当然ですが、心が折れてしまうような言葉は極力避けて、思いやりの気持ちで向き合うのが大切です。

とはいえ、家族だからこそ、ついキツいことを言ってしまいがちなもの。

ここでは絶対に言ってはいけない「NGワード」3つをご紹介します。

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NGワード1:「こんなにたくさんのモノが、本当に大切なの?」

これは絶対に言ってはいけない言葉のナンバーワンです。

これを言われてしまうと、大切にしてきたモノを全否定された感じがして、ご本人の気持ちを傷つけることになります。

 

NGワード2:「こんなモノ、取っておく必要がある?」

これは自分の価値観の押し付けから、相手の大切なモノを無視している言葉です。

つい言ってしまいがちが、注意すべき言葉です。

 

NGワード3:「汚いから、いい加減に整理をしたらどう?」

心配して言ってるように聞こえる言葉がですが、唐突に言われてしまうと、追い詰められていると勘違いしてスタートできなくなることもあります。この言葉も要注意ワードです。

 

上記のような言葉は、どれもやる気が失せてしまうものです。

思い出整理は、家族だからといって自分の価値観を押し付けず、まず”思いやりのある声かけ”から始めることをオススメします。

 

■ポイント3:家族だから言える、整理のきっかけになる「さりげないひとこと」3つ

思い出整理は、きっかけがないとなかなかできないものです。

ここでは、家族だから言える「さりげないひとこと」をシチュエーション別にご紹介します。

 

1:実家の階段などの生活動線にモノが置いてある場合

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「転んだら大けがするから、場所を移動したほうがいいね! ついでに心配だから他も一緒に確認しながら整理してみない?」。

家族を思いやる方向から伝えることが大事です。

このように言えば、家族の人の気持ちを逆なですることもなく、楽しく整理ができます。

 

2:自分自身の思い出のモノが実家に置きっぱなしの場合

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「実家に自分のモノがあったら、今度整理しようかな」。

この言葉は、自分のモノを整理のために言っている言葉のように聞こえますが、これを家族に言うことで、家族も整理する意識が芽生え、整理を進めやすくなります。

 

3:実家に自分の小さい頃の写真がたくさんある場合

*ちはる* / PIXTA

「今度、懐かしい自分の写真を見せてくれる?」。

懐かしい話で盛り上がる写真整理からスタートするのもオススメ。

話が盛り上がって、それがスムーズな整理の第一歩となるかもしれません。

 

■最後にアドバイス!話が弾んで手が止まるのはむしろ良いこと

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整理がスタートすると、思い出話に花が咲き、手が止まってしまうことがあります。

しかし、それは何よりも整理を楽しんでいる証拠。

思い出の整理には、エピソードがつきものです。

その“エピソードを楽しむ”のが思い出整理の醍醐味なので、たくさんお話をしながら過ごしてください。

整理をする時間も楽しい思い出として加わっていきますので、大切にしていただきたいです。

 

いかがでしたか。

実家のことが気になっている方や、なかなかできなかったという方には、ぜひこの機会に楽しくスタートをしてみませんか?

思い出整理をきっかけに、ご家族とより楽しい時間を過ごせますように。