【フォトグラファー栃木に家を建てる】大工さんは28歳

 

建設予定地のまわりはこんな田園風景が広がっています

(前回までのあらすじ)

子どもをのびのびと自然豊かな場所で育てたいという思いから、東京から栃木への“Iターン・Uターン”を決めた、僕たち夫婦。

いよいよ建て方も終了。家のタイトルは、住んでいる地名にちなんで「しずかしろのいえ」に決まりました。

今回はお世話になっている大工さんについてお話したいと思います。

 

※ 【フォトグラファー栃木に家をたてる】今までのシリーズを見てみる

 

■大工さんたちとの和やかな食事会

無事に建て方が終わり、これからいよいよ本格的に家づくりが始まっていきます。

上棟したので、ちょっとその前に大工さんの労いとこれからよろしくお願いしますということで、ささやかながらお食事会を棟の下で行いました。

他の現場がお忙しい中、伴工務店の大工さんや伴さんたち、設計事務所の長谷川さんたちにお集まりいただきき、みんなで美味しくお昼ご飯をいただきました。

初めてのことで何をすればいいのかわかりませんでしたが、そこは便利な時代、ネットで調べて何とか執り行うことができました。

娘にとっても良い経験。

大工さんたちに囲まれてどんな感じかなと思いましたが、この時点で娘は伴さんとは10回以上は会ってるので、ハイタッチしたりして全然リラックス、楽しい食事会でした。

忙しい大工さんたちはこの後それぞれの現場に。

一人で一棟建てられる大工さんばかりなので、普段は一人で一現場担当することが多いそうで、上棟した建物を見ながら大工さん同士で建物の話ばかりしていました。

大工さんとのお話の中で夜寝る前に「あそこの納め方もっとこうやった方が良かったんじゃないか」などと思いだすと眠れなくなることがあると言ってらしたのが印象的でした。

 

■28歳の大工さんは超しっかり者!

私たちの家を作ってくれる大工さんは松本くんという若干28歳の若者。

上棟した次の日から毎日毎日、一人でコツコツ丁寧に我が家を作ってくれています。

伴さんから28歳と聞き最初は正直「大丈夫なのかな」と少し思ったけど、17歳から伴さんのところで修行している10年選手の生粋の大工さんです。

僕なんかより全然しっかりしていて、仕事も丁寧だし何を聞いてもきちんと答えてくれます。

この彼がすごく真面目で娘が「おはよう〜」と挨拶すると「おはようございます!」と答えてくれるほどの真面目っぷり。

何だかそんなやり取りを見るとほっこりします。

松本くん、いつもありがとう!

自社に大工さんを5人抱え、日々本物の家づくりをしている。

栃木県の工務店さんでも自社に大工を抱えてるところは少ないそうです。

 

■ああしとけばよかった…が、本当に少ない家になりそう

伴さんたちは、ほぼ毎日のように現場をチェックに来て、より良い家づくりを考え提案してくれます。

びっくりしたのは「図面ではこうなっているけどこうした方が使い勝手がいいと思うので」などと、どんどん提案いただきながら家がより良い方向に変わっていくこと。

施主と工務店、どんどんお互いのことを知っていき人間関係も深まっていきます。

この人たちはこういう生活スタイルになりそうだからと、工事が進んでいきながらも考え提案し、より良い方向に導いてくれる。

そこにはいい家を作りたい、という気持ちが凝縮していると思うのです。

こちらは初めての経験ですし、図面の段階では正直立体的に想像できていなかったりします。

少しずつ形になってきてから見えてくる部分はすごくたくさんあるものです。

それはきっと図面通りにただ進んで行くところとは雲泥の差だと思っています。

こういう柔軟さと心のある工務店さんに出会えたことはとてもありがたいし、良い家づくりのとても大切な要素だと改めて思います。

ああしとけばよかった……が、本当に少ない家になりそうです。

いい家を作りたいという気持ちがビシビシ伝わってきます。

 

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見えない部分にも技術を感じる

 

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僕が「栃木」を選んだワケ