“クリアファイル”で家計をチェックすると「ATM通い」がなくなる!?

 

プラナ / PIXTA

「お金がたまらない家」。

はい、我が家のことですか?

「貯金を増やすには、先取り貯蓄がいいですよ」と言われて実践しても、絶対に月末には切り崩してしまいます。

ATMには月に2,3度お世話になってしまいます。

どうしても予算内でやりくりできず、途中でお金が足りなくなるからです。

自分の計画性のなさは昔から気づいていました。なんとかしようと様々な「家計簿商品」に手を出してきましたが、最初の半月で断念してしまいます。

1月スタートの家計簿を買い断念、続いて4月スタートの家計簿を買い断念……。いつもそんな感じです。

すみません! 単純に「面倒くさい」のです。

 

■家計簿がつけられる家庭は、「貯まる家」だと思いませんか?

masa / PIXTA

筆者が思うに、しっかりコツコツ毎日「家計簿」をつけられるご家庭は、ちゃんと貯められる家だと思うんです。

つまりは、毎日のお金の動きを把握しているってことですよね?

筆者はぜんぜん把握できていません!

一度すごく頑張って1か月間きっちりと家計簿をつけましたが、その時の金額が恐ろしすぎて目を背けてしまいました。

そして筆者は毎日の“コツコツ”が苦手。

本心は、主人にまるごと家計を任せたいと思っています。

「はい、今日の生活費はこれで」。

このように、毎日おこづかいのように渡された方が、お金の管理って断然ラクじゃないですか。

足りない時もあるかもしれないけど、無いなら無いなりに諦めるなり、工夫して乗り越えたりすると思うんです。

でも1か月単位で管理しようとするから、どうしても月初は楽な管理になりがちで、月末には「ヒーヒー」言うはめになるんだと思います。

 

■書かなくても貯まる「クリアファイル家計簿」って?

そんな面倒くさがり屋の私が今回、挑戦してみたのは、ファイナンシャル・プランナーのいつのせかつみさんによる『書かずに貯まる!クリアファイル家計簿』(扶桑社刊)のメソッドです。

いちのせさんの著書には「ラクして楽しく貯まる!することはお金を入れるだけ!」とありました。

”ラク・楽しい・貯まる・~だけ”。すべて筆者の好きな言葉ばかりですが、こんな私でも貯められるのでしょうか?

これを読んで私にもできるかも、と感じたのは “書かずに” というところ。

この1冊の「クリアファイル」が、毎日おこづかいのように生活費をあたえてくれるアイテムになるのです。

著書の内容だと、食費・日用品を1日2,000円に設定なので、月にして60,000円です。

「月に60,000円? わりといけるんじゃないか?」というのが最初の感想です。

我が家の食費・日用品の出費は週当たり、だいたい15,000円くらいだと思うので、同じペースでやればいいんだ。最初はそんな感覚でした。

 

■「クリアファイル」が、毎日の家計を管理してくれる!?

まずは給料日をスタート日と定め、60,000円をすべて千円札に両替。

この手間がちょっと面倒に感じますが、これが後々重要なことだと気づきます。

1万円札で管理できる人は、上級者だと思った方が良いですよ……。

千円札が60枚、すごい量です。

これが全部1万円札だったらな……と思うのは私だけじゃないはず(笑)。

この60枚を使い切ってしまうかもと思うと、手放したくない「欲」がわいてきました。

さて、これを30日分、2,000円ずつ振り分けます。

これから、このクリアファイルが筆者に毎日おこづかい(生活費)をあたえてくれるのです。

さらに我が家では「クリアファイル家計簿」を家族に公開しました。

筆者宅では、上の写真のように家族が見える食卓テーブル脇に設置。

「このお金が残ったら、みんなで外食しようね!」。

そう言うと、子どもたちが毎日クリアファイルを見ては母にダメ出ししてきます。

これがいいプレッシャーになるんです(笑)。

 

■1日2,000円に慣れたら、もうこっちの勝ち!!

実践1日目、2,683円。

さっそく、使い切ってしまいました。しかも、オーバーです。

予備の現金を財布に忍ばせておいたので、まぁいいかといつもの調子でオーバーしてしまいました。

セール品に目を奪われ、買いだめしてしまったのが原因です。

筆者みたいなダメ主婦は、予備のお金を持ち歩いてはいけません。

2日目は1,125円。余裕でクリア!

昨日のマイナス分を差し引いても192円余りました。

余った192円ではありますが、頑張って獲得したお金に感じます。

このお金を大切に残していきたい気持ちが芽生えました。

そうこうしながら1週間が経過。合計2万5,853円の出費。

あれ? 2,000円×7日で14,000円の予算では?と思うのですが、食費や日用品以外の出費が必ずあります。

家計簿でいつも失敗してしまうのは、「その他の出費」です。

その他を細かく金額設定してしまうと、毎月その通り行かず「もうやめた」と投げ出してしまうのですが、

今回はその他の出費を40,000円と決めて、その中で被服費なども賄うようにしました。

これについては著書の「クリアファイル家計簿」にも記載されていて、分類の考え方など細かくアドバイスされています。

それは、40,000円の内訳は考えずに、そのなかで上手くやりくりするというものです。

shin / PIXTA

そして、毎月生活費として、ATMではきっちり10万円下ろすことにしました。

この1週間の「その他の出費」を挙げると、子どもの文房具や香典代です。

香典は予想が不可能でした。

そうした出費はファイルの後ろの方の空きポケットに、1か月分としてプールしておきます。

香典の節約は無理ですが、子ども用品なんかは本当にいま必要か、余っているものがないかなどひとつずつ確認してから大事にお金を使うのが、残金を増やしていくコツになると思います。

 

■1か月に「72回」も買い物をしていたという衝撃!

1日2,000円予算の食費・日用品部門ですが、次の1週間の累計は13,767円

どうにかセーフですが、かなりキツかった。

やはり2,000円で足りない日が出てしまい、これまで残してきた小銭をかき集める場面も出てきましたが、なんとか予算内で1週間を乗り切れた自分をほめてあげました。

ちょっと達成感!

こうして何とか1か月乗り切りました。

今回「クリアファイル家計簿」をやってみて気づいたことは、レシートの多さでした。

レシートの枚数を数えてみたら72枚もありました。

これは1か月間で72回もお店で物を買ったという事です。

この回数を知って、とても恐ろしく感じてしまいました。

お金を払っていること以上に、それだけの時間と手間を買い物に費やしていることへの恐ろしさです。

自分の計画性のなさゆえに、この枚数なのでは? 1か月分のレシートをためたからこそ気づいたことでした。

そして一番の感じたのは、毎日のお金の管理が「とにかく楽」だったこと。

2,000円のやりくりはそれなりに大変でしたが、1日決まったお金を持ち出して、その日をやり切ればいいだけなので、

あまり先々のことに頭を使わなくて済みました(笑)。

 

■1か月の支出をしっかり確認でき、約20,000円の節約にも成功!

予算60,000円に対して、我が家の出費は58,940円でした!

Graphs / PIXTA

残りたったの1,060円ですが、今月、我が家はATMにお世話になっていません。

やったあ!

お金が余ったら外食に行こう!と話していたのに1,060円しか余らず、家族からはちょっとブーイングがおきましたが、

毎月ATMで20,000円ほど後から引き落としていた我が家にとって「2万円の節約に成功」と言っていいと思います。

1か月目を終えて、来月からの教訓として残したいのは「セールに惑わされないこと」「家の在庫をしっかりと確認しておくこと」「献立を決めて買い物に行くこと」です。

すべて節約方法としてありがちな項目ですが「クリアファイル家計簿」では、クリアファイルの残金を、はっきり見た目で確認できるので、使える金額がわかります。

1日の管理ができない人は、1か月を管理するなんて絶対無理です。自分のキャパを超えない簡単な管理方法だと感じました。

「節約は、毎日の積み重ねが大事」実践できたからこそ身に沁みました。

 

いかがでしたか。

我が家の家計を管理してくれる「クリアファイル」のありがたさ。

今はクリアファイルは我が家の良きパートナーとなっています(笑)。

”面倒がないのがラク” これが率直な感想です。「書き続ける」というこれまでの家計簿の概念とは違います。

今後はこのまま予算は絞らずに、ゲーム感覚で節約をたのしんで、少しでもクリアファイルにお金を残してやろう!と挑戦の姿勢。

「毎日コツコツ書く」が苦手で家計簿をやめてしまう人に、ぜひオススメしたい簡単でラクちんな「クリアファイル家計簿」でした。

 

【参考】

 

 

 

 

 

※ 『書かずに貯まる!クリアファイル家計簿』(扶桑社刊)