まるでオーディション!? お客の方が試される「完成見学会」【スパルタ!?な工務店】

 

2015年夏に滋賀県東部で家を建てた、かねこりかです。

会社員の夫と小学4年生の長女の3人家族です。

賃貸アパートで暮らしていた頃、騒音問題に悩まされていた筆者夫婦は一軒家に住みたいと決心し工務店を探すことに。

迷った末に家づくりをお願いしたのは”お客を選ぶ工務店”でした。

まさかの”タバコ・茶髪・ピアス立入禁止”という注意書きが完成見学会の開催時に必ず玄関に貼られているのです。

今回は2回目に訪れた完成見学会で感じた事をお伝えしたいと思います。

意欲満々で出かけたところ、やはり他社の完成見学会とはいろいろな点で違いました。

それは”大喜スタイルについてこれますか?”と試されていたようにも思えるのです。

 

※ 【スパルタ!?な工務店】前回の記事を読む

 

■他社とはここが違う!接客スタイル

玄関には例の注意書きがありますが”タバコ・茶髪・ピアス禁止”以外にも”この家はお客様の大切な住まいです”と書かれていて、

  1. 小さなお子様は走り回らないよう手をつないでご見学ください。
  2. 必ず手袋の着用をお願いします、とあります。

手袋をして箱に入ったスリッパをセルフサービスで履くと、あちこちでじっくり眺めている方、家族と相談している方々がおられ、

リビングにはまたもやレクチャーしている社長さんや、打ち合わせをしている建築士の長男さんがおられます。

次々とお客さんと話をされて大忙しな様子です。

筆者家族は名簿に名前を記入し、1階と1階を見て回った後もあまり話しかけられません。

聞きたい事は打ち合わせの合間に「すみません、ちょっといいですか……」なんて、こちらから声をかけます。

他社では”もてなされている”感覚があって、必ず担当の方が案内をしてくれました。

その後アンケート回答をお願いされ、帰りには粗品やお菓子をいただいたりするのが一般的で、中には託児サービスをしてくれるところもありました。

大喜工務店ではこれらがバッサリ割愛されていて、”施主の住まいをお借りしているというスタンス”でしたが筆者はとても納得できました。

中にはそのスタイルに不満を持つ方がおられるかもしれません。

「その後いかがですか?」という類の呼びかけが一切なく、施主から積極的に打ち合わせを持ち掛けないと、全然話が進まないのです。

ある意味では”放置されている”とも言えますね。

この段階で離れていくお客様もいるだろうと思います。

本当に強気な工務店です……(笑)。

 

■それでも建てたいというお客さんがいる理由とは?

見学会では1日のうちに何組も来場されますが、数回の写真撮影があり、その場にいる老若男女のお客様が集合します。

筆者の親世代の方も時々見かけますし、今の家を壊してゼロから作り直したい、というお客様もおられるそうです。

また、県外から何度も足を運んで頼み込むお客様もいて、中には費用がかかるので断らざるを得ないケースもあるそうです。

それでも費用は負担するのでお願いしたいとの熱望され、ついに大工さんがアパートを借りながら建てた家もあるとのこと。

熱烈なファンがたくさんおられると聞いて、偶然とはいえ大喜工務店と出会えたことを改めてうれしく思いました。

”自然乾燥の角材の家が予算内で建てられるなら、施主も努力をして家づくりの一端を担います!”

そんなお客しか残らないのが大喜スタイル。

それはまるでオーディション(!?)のようにも思いました。

他社のようなサービスがないとか、営業マンがいない、建てるには年数がかかるという点はデメリットよりもメリットのほうが大きい!と筆者には思えました。

”どうせなら、がっつり家づくりに取り組みたい!”そんな気持ちになったのです。

 

次はいよいよ土地探し。

大喜工務店では土地の斡旋はありません。

相談には快く応じて下さり、候補地を一緒に見に来てくださることもありましたが、そう簡単にはいきませんでした。

立地・価格・タイミングなどで迷われる方も多いと思いますが、次回の記事はちょっと笑える!?筆者の紆余曲折をお伝えしたいと思います。

ライター/ライフオーガナイザー かねこりか

 

写真提供 大喜工務店