もしやコレが不動産の「掘り出し物」!? 迷いに迷った競売物件【土地探し編5】

 

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首都圏のとある街のタワーマンションを売却し、約2年間で100件以上(!)の土地を見てようやくわが家(夫・私・息子・娘の4人家族)は理想の土地に注文住宅を建てました。

売り買いの経験と家づくりについて、そして家族の成長と共に変わりゆく家のもろもろを記していきたいと思います。

特にマンション売却、土地探し、家づくりの真っ最中!という方の参考になれば幸いです。

今回は、競売物件で迷った時のことをお話したいと思います。

 

※ 【土地探し編】これまでの記事を読む

 

■難航する土地探し中に出会った競売物件

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自分たちの希望する地域・条件の土地は、まったくといっていいほど見つからない状況に陥っていた時でした。

懇意にしている不動産屋さんが「こんな土地が出てきましたよ!」と教えてくださったのですが、

ものすごく土地の条件の良い、建物付きの競売物件の土地でした。

 

■競売物件とは何ぞや…?

そもそも競売物件とは何かご存知ですか?

筆者は不動産のプロではないので詳しい説明は割愛しますが、ざーっくり説明すると、

その物件に対して支払い義務のある側が何らかの事情で支払いできなくなったので、支払われるべき側が裁判所に「あの物件を差し押さえてお金に換えてください!」とお願いして発生した物件というわけです。

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もっと大雑把にまとめて言えば、要はいろいろな事情がある物件ということです。

事情を抱えているが故に、純粋に土地だけのものもあれば建物だけだったり、もしくは土地探しをする我々目線でいえば「建物付き」の土地だったり……といろんな形態だったりするわけです。

我々が紹介された土地は上でいう、「上物付き」の土地でした。

 

■でも、ものすごく好条件なのです…(迷)

その物件を紹介された時に知ったのですが、その不動産屋さんは競売物件を買い付けることにとても長けているようで、何件も扱ってきたとのこと。

もしその物件が気に入れば買い付けて我々に売りますよ!というお話を持ってきたわけです。(※解体費用や仲介手数料はもちろん別ですよ)

※筆者がその物件を元に作ったチラシで実際のものではありません(笑)

早速見学に行くと、希望のエリアで駅近、しかも希望の坪数より若干余裕があるだけでなく、北西角地、南側は駐車場になっているので南側が空いているも同然。

文句なしのロケーションなんです!

もちろん「建物付き」なので、建物の解体費用もこちらで賄わなければなりませんが、解体費用を差し引いても提示額で十分予算に収まりそうな感じです。

 

■迷いに迷ってやめました!その理由は?

 

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この土地、本当に迷いました。条件だけ考えれば非常に良い物件です。しかし、やっぱり気になったのは心情的な部分でした。

建物付きの状態を見てしまうと、その家の生活感も感じ取れていろいろなことを考えてしまいます。

なぜ競売物件にならざるを得ない状況になってしまったのか、といった余計なことまでどうしても考えてしまい、決断ができませんでした。

 

■不動産の「掘り出し物」って、実は競売物件なのかも!?

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この物件の現在ですが、その後とっても素敵なお家が建っていました! 陽当たりも変わらず良好です。

当時、我々が心情的に悩んだ土地とは微塵も感じさせない現状でした。

確かに更地になってしまえば、その土地の経緯はよほどのことがなければ調べることもありませんよね。

しかも、一回不動産屋さんの手に渡ってクリアになった土地は、適正な価格になって売り出されることになると思います。

競売に出ている状況で心情的な部分は割り切って土地のスペックで判断し、安い状態の時に探すということも一つの策かもと今更ながら思ったのでした。

そんな競売物件ですが、ネットで閲覧することが可能です。

ご存知でしたか?

素人がいきなり競売物件に手を出すのは正直難しいですが、もし気になる競売物件を見つけたら、

懇意にしている不動産屋さんやその地域に詳しそうな地元の不動産屋さんに「この物件ってどうですか?」と聞いてみるのも土地探しの意外な打開策になるかもしれません。

リスクもあり素人には難しい競売物件ですが、「ものは試し」で競売物件のサイトを一度覗いてみてはいかがでしょうか。