なかなか建築士のOKが出ない!ドタバタの土地探し【スパルタ!?な工務店】

 

2015年夏に滋賀県東部で家を建てた、かねこりかです。

会社員の夫と小学4年生の長女の3人家族です。

賃貸アパートで暮らしていた頃、騒音問題に悩まされていた筆者夫婦は一軒家に住みたいと決心し工務店を探すことに。

迷った末に家づくりをお願いしたのは”お客を選ぶ工務店”、大喜工務店でした。

まさかの”タバコ・茶髪・ピアス立入禁止”という注意書きが完成見学会の開催時に必ず玄関に貼られているのです。

さて、今回は土地探しのお話です。

筆者夫婦が現在の土地に決めるまでに経験した、ちょっとドタバタなエピソードをお伝えしたいと思います。

 

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■やっぱりスパルタ!? 土地探しの相談には丁寧に乗ってくれるけれど、紹介はなし

大喜工務店では土地探しについての紹介は一切なく(相談には丁寧に応じてもらえましたが)、頼みの綱は地元の不動産会社です。

地域を限定していたので売地がないか、数店相談に回りました。

予算は限られていますので、家と土地の予算配分にもかなり頭を悩ませました。

「ご予算は?」と聞かれて大体の額を伝えた後、まったく予想外の土地や、あきらかに売れ残っているとわかる土地をすすめる会社は当然スルー。

担当者の対応は、かなり重要ポイントです。

希望の地域を不審者に間違われないかと気にしながらウロウロすることもしばしば。

Yoshi / PIXTA

そんな折、見つけたのがT社の売地の看板。

予定より少し小さい土地でしたが、南側に生活道路があり陽当たりや通風は問題なく、環境は希望通りでした!

しかし看板に書かれていたのは、”建築条件付き”の文字。

ダメ元でT社に電話してみると……「条件を外すことも可能ですよ」との返事。

「工務店に間取りの確認をして建てられそうなら購入したいので少し時間をもらえますか? 早々に連絡しますので!」

と伝えてすっかり安心し、希望の土地を予算以下で見つけることができたと喜んでいました。

 

■「急いで土地を決めるのはよくない」とやんわりダメ出し。でも…

KY / PIXTA

さっそく大喜工務店に報告し、間取りの相談を進めようとしましたが、建築士さんは急いで土地を決める事を良しとされません。

何度も完成見学会を見て、よく検討してくださいと言われてしまいました。

確かに希望より小さかったし、間取りで後悔したくないと思ったのでもう少し待ってほしいとT社に連絡をしたところ、

なんと、「あの土地は他の方が購入されました」とのこと。

Graphs / PIXTA

驚きと怒りが込み上げて「話が違います! 納得できません!!」と抗議しましたが、「電話で話したぐらいでは何の約束にもならない」と冷淡な口調で言われてしまいました。

書面に記入が必要ならいくらでも書きに行ったのに! 言ってくれれば!と伝えても相手にされませんでした。

今となってはそれで良かったのかなと納得していますが。

 

gracilis-works / PIXTA

次の候補はS社の売地。

予算よりオーバーしていたため、悩んでいる間にまたもや他の方が契約し、時すでに遅しでした。

聞くところによると先約の方は、とりあえず一筆書かれていたそうです。

土地の契約というのはタイミングが重要だそうで、人気の土地なら迷う時間は与えられないし、売り手側に主導権があることを思い知らされました。

 

■買う?買わない?「悪くないけどベストとも言い難い」土地

YNS / PIXTA ※写真は記事の内容とは関係ありません

S社の第二候補の土地ををすすめられたので、建築士さんに相談したところ「悪くないけどベストとも言い難い」とのこと。

南側の隣地がアパートだったので陽が入りにくいし、アパートは持ち主さんの意向次第で何に変わるかわからない、

また2階から家の中を見下ろされる可能性もある、といったことがおもな理由です。

100年以上住める家を建てるというモットーをお持ちなだけあって、将来にわたる見通しは想定外にまで及びます。

そんな何十年も先の事を考えたらキリがないんじゃないか? そろそろ決めないとまた逃してしまう……という心理も働きます。

ワイルドキャット / PIXTA ※写真は記事の内容とは関係ありません

あれこれ悩んでいたところ、友人からこんな提案がありました。

「どんな相談事も聞いてくれる神社を知ってるから連れて行ってあげる」と言うのです。

信心深い彼女は家族でよく参拝する県内の山村神社を勧めてくれました。

菅原道真公を祀っておられる神社には一尺ほどの円石(丸石)があり、参拝者が吉凶を占ってほしい時に石に向かって唱えた後、

宮司さんが軽々と石を持ち上げることができたら「吉」、重くて持ち上げられなかったら「凶」だそうで、”石が吉か凶を教えてくれる”らしいのです。

信じられない気持ちでいっぱいでしたが、友達がこれまで何人もの人を連れていき、

喜ばれているからと言って案内を買って出てくれたので、好奇心も手伝い連れて行ってもらうことにしました。

さて、山村神社の円石が教えて下さったこととは?

次回の記事では筆者と夫がたどり着いた結論について書きたいと思います。どうぞ、お楽しみに!

ライター/ライフオーガナイザー かねこりか

写真提供 大喜工務店