「トイレ学習」に手ごたえあり!小学生が1週間で“四字熟語”を48個暗記する方法

 

セーラム / PIXTA

筆者が子どものころ、友人宅のトイレを借りると、よく壁に貼られていたのが世界地図や漢字の一覧表。

今はインテリアを損ねるせいか、あまり見かけなくなりました。

なんでトイレだったのでしょうか……。

ですが先日ふと「トイレ学習」を取り入れてみようかと思い立たちました。

小学6年生の息子が今、四字熟語を学んでいるようなのでさっそくトイレに「四字熟語の学習トラップ」仕掛けちゃいました!(笑)

 

■トイレにポスターを貼るのはちょっと…、ならば閲覧自由な回覧版方式でどうだ!

トイレ学習といえば真っ先に漢字やアルファベットの一覧表のポスターを思い浮かべますが、セロハンテープや画びょうでペタペタするのはちょっと……。

お客さんが来た時、「お母さん、トイレにまで……教育熱心ね!」というレッテルを貼られるのも恥ずかしいかも。

ならば取り外しが簡単にできる「回覧板」風にしてみたらどうかしら?

自宅にあった四字熟語のカルタです。

買ったのは1年前ですが、子どもたちが見向きもしなかったので、保存状態は良好でした(笑)。

これをA4の用紙に収まるようにコピーしてみます。

裏面にある四字熟語の意味もしっかりとコピーします。

これをA4サイズが入るハードケースのファイルに入れていきます。

Wクリップで留め、S字フックでトイレの手すりにぶら下げました。

「隊長、準備できました!あとは敵が罠にはまれば成功です!」

そんな掛け合いを、頭のなかでひとり思い浮かべながら、子どもたちが学校から帰ってくるのを待ちます(笑)

最初に発見したのは小学4年生の娘。

「四字熟語」。いまいちピンとこないようですが、イラスト入りだったので興味を示しました。

続いて小学6年生の兄。

「あ、これ知ってる!学校でやった」少しなじみがあるからか、説明文にも目を通します。

 

■トイレは外部の刺激を受けないので、自然と情報を求めてしまう

「お父さん、トイレで新聞読まないでよ~!」なんてシーンをテレビなどでよく見かけますが、まさにアレ。

特に子どもにとって、トイレはとても退屈な場所なようです。

miya227 / PIXTA

数日様子を見ていると、あきらかにトイレに入っている時間が長くなりました。

それが良いことなのか、悪いことなのかは別として、あの「学習トラップ」を眺めているのは確かです。

トイレから出て来ると、四字熟語についていろいろ聞かれることが多くなりました。

小4の娘が「問答無用!」と言いながら兄とケンカしている姿をみて「あ、使いこなしてる」なんてシーンも。

母はしめしめです(笑)。

 

■親の無知は子どもを喜ばす!? カルタで実践!48の四字熟語を暗記

この四字熟語の一覧表の原型がカルタだと気づいた兄が「カルタしようよ!」と言ってきました。

トイレで勝手に覚えてくれないかな~と思って始めた「学習トラップ」だったのでちょっと面倒でしたが、子どもたちと一緒にカルタを始めることに。

小4の娘に読み札を読ませ、筆者と息子で対決です。

読み札は、最初に四字熟語の意味があり、続いて四字熟語が書かれているのですが、意味を読み上げている段階で、息子がバシバシ札を取ります。

トイレの「学習トラップ」で四字熟語とその意味の言葉を、しっかりと頭に蓄えていたようです。

結果、36対12。

母の惨敗です。

「参りました……」。息子の嬉しそうな顔ったらありません。

四字熟語を覚えた喜びもありますが、大人を超えた喜びでいっぱいでした。

いつも自分を叱る母を超えた事実が、なにより嬉しかったようです。

48ある四字熟語を1週間もせず、完璧に暗記。

「母がバカなふりするのも、学習意欲を高めるものなのね」。

「バカなふり」だったかどうかは置いといて、四字熟語に興味をもった息子はカルタの別バージョンを買ってほしいとせがみます。

「トイレ学習」と「親を超える喜び」で学習意欲が確実にアップ。

上手くいきすぎて怖いくらいです。

これに味を占めた母はせっせと、歴史カードをプリントアウトするのでした。

「うちの子にもトラップ仕掛けてみようかしら?」と思った方、トイレ学習は暗記系がおすすめですよ(笑)