【フォトグラファー栃木に家をたてる】栃木に住むのだ、という実感

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(前回までのあらすじ)

子どもをのびのびと自然豊かな場所で育てたい、という思いから、東京から栃木への“Iターン・Uターン”を決めた、僕たち夫婦。

家づくりをお願いできる地元の工務店を探し歩いたものの、なかなか見つからない。そんな時、知人の紹介で「この人にまかせたら間違いない、嘘は絶対ない」と信じられる地元の工務店に出会えた。

さぁ、僕たちの家づくりが始まる。

 

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■初めての打ち合わせ

伴工務店さんにお願いすると決めて、まず第1回目の打ち合わせが我が家で行われました。ヒアリングというものです。

「自然素材の家で、長年住んでも飽きのこない家がいいです」と、今ふりかえっても、漠然とした内容の話をした気がします。

色々とこちらの要望を話していくと、おもむろに伴さんが「設計に電話します」と、その場で設計士に電話をしはじめました。

……早い。

あれよあれよという間に、設計は「長谷川拓也建築設計事務所(ADT)」の長谷川さんに決まり。

見学会でADTが設計した家を見ていたし、素敵な設計をされる会社なので結果的にはよかったのですが、この時は正直「選ばせてよぉ〜」と、ちょっと思いました(笑)。まぁ、ピンときたのでしょう。

ADTは、自然素材を生かした、和モダンを得意としている設計事務所。

僕たちも、長く住む事を考えると、少し和テイストが入った方が落ち着くんじゃないかと考えていたので、そういう部分でも方向性が近いのかと納得しました。

もし、意中の設計士さんがいたり、いくつかの候補から選びたい場合は事前に言っておくのが良いかもしれませんね。

 

■2回目の打ち合わせ

そして、2回目の打ち合わせ。今度は、伴工務店さんとADTさんも参加。

ああでもない、こうでもないと、2時間程話し、現地確認をしてもらい、「あっ、いよいよ始まったんだなぁ」と実感しました。

ただ、この時に話した内容と、最終的にできあがった本設計は大分違っています。

家作りは“答え”なんかないし、どんどん変わっていくもの。間違いなく、最初に話した内容から想像もできないくらい、何十倍もいい設計になっています。

 

■新しい友人たちとの出会いかた

栃木に家を建てることに決めた僕たちですが、妻の実家以外は特に知り合いがいるわけでもなく、寂しさや不安がないと言えばウソになります。

そこで、家ができるまでの間、妻の実家にご厄介になりながら、栃木という土地の良さを探して回ったり、新しい友人が出来るよう努力しました。

僕にとって1番大きな出会いは、仕事の関係で出会った、栃木県庁地域振興課の三村友宏さんという方。

栃木に移住して間もない時に「この店はいいですよ」、「この人に会うといいですよ」といろいろと教えていただきました。

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また、古道具&雑貨屋『MOROcraft』の茂呂さんとも出会った。初対面なのに4時間も話しこむくらいに、馬が合う人だったんです。

「良い人の知り合いは、良い人」の方程式で、数珠つなぎのように、今では栃木にたくさんの知り合いができました。

せっかく家を建てても、友人が1人もいなければサミシイもの。

どんな街でも“キーパーソン”的な人がいて、その人と知り合えば自然と知り合いは増えていきます。機会があれば積極的に集まりなどに参加することをおすすめします。

知り合いが増えれば、日々の生活がグッと楽しくなりますよ。

 

■その土地ならではの風習を楽しむ

妻の実家に引っ越して割と間もない頃、三村さんの結婚式にも参加させてもらいました。

伝統的な日光の御用邸通りでの花嫁行列。田母沢御用邸まで続く坂道を、新郎新婦と親族が練り歩き、沿道ではみんながお祝いをします。

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こういった、都会ではなかなかできない経験ができるのも地方、栃木のいいところ。

反対に、東京の良さも再確認できます。今まで、すごく便利で恵まれた環境に身を置き、生活していたのだと感謝できるのも、栃木に来てから。

案外不便さを楽しむという部分も地方暮らしの醍醐味かもしれませんね。

 

「いよいよ、栃木という土地に住むのだ」という実感が湧いてきた、この頃の僕。家づくりは着々と進んでいきます。

 

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夢が現実味を帯びてくる、幸せ

 

>>1話から読む

僕が「栃木」を選んだワケ

 

【参考】

ADT/長谷川拓也建築デザイン

MOROcraft ブログ