質問未満のつまずきサインをすぐ発見!“リビング学習”最大のメリットは親の「気づき」【漢字編】

 

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あなたのお子さんはどこで学習をしていますか?

よく「リビングで学習する子は頭がよくなる」といわれていますが、筆者の既に大学生になった長男と現在私立中学に通う長女も、小さな頃からリビングやダイニングで学習をしていました。

その時に実感したリビング学習のよさについてお話したいと思います。

今回は「漢字編」です。

 

■間違った漢字を練習!? 覚え始めの時期は正しい漢字を徹底したい

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以前、こんなことがありました。

娘が小学校低学年の時、いつものようにリビングで学校の宿題をやっていました。

特に漢字の練習は毎日宿題が出され、先生も手書きのプリントをつくって熱心に取り組まれているようでした。

筆者もいつものようにただ長女の横に座って、時々娘と話をしながら自分の仕事をしていたのですが、

何気なく机の上を覗くと、先生の手書きプリントの漢字が間違っているのです。

娘はそれに気づかずに、間違った漢字を何度も書いて練習してしまっていました。

慌てて書き取りをストップさせ、教科書を見せながら、正しい漢字を書き直させました。

覚え始めのこの時期に、漢字を間違って覚えてしまうと後が大変です。

低学年で習う漢字は漢字の基礎。

この時期に理解があいまいになってしまうと、その後の学習に支障が出てくるかもしれません。

 

■面倒くさがりの長男には、好きなことに関する漢字で興味付けを!

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長男の場合は、小学校に入学する前のことでした。

大好きなサッカーに関することだけには驚異的な関心と記憶力を誇っていた息子。

リビングでくつろいでいるときに、大好きな日本代表選手たちのプロフィールが書いてあるパンフレットを見ながら、ぶつぶつと何か言っています。

どうやら漢字を読もうとしているようでした。

そのうち、中村選手と中田選手の「中」の字が同じ、ということにも気づいて、ほかにも同じ漢字はないか探したりしているようです。

そこで、「漢字書いてみる?」と声をかけ、お気に入りの選手の漢字を大きく紙に書いてやり、その下に自分で書かせてみることにしました。

悪戦苦闘の末、書いた字はぐちゃぐちゃでしたが、それでも息子は満足げ。

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ここは少し大げさなくらいに褒めて、続けていくつか書かせてみたところ、大変な面倒くさがりの長男がかなり根気よく、丁寧に漢字を何個も書いたのです。

男の子をお持ちのお母さんはうなずいてくれると思いますが、男の子は基本面倒くさいことが大嫌い。

そんな子が小学校に入ってつまずくのが、漢字の書き取り練習です。

小学校の漢字練習の基本は「量」。何度も同じ文字を書かせることで定着させる学習方法です。

長男の場合は、ここでつまずくことが入学前から目に見えていたので、

ちょうどいい機会に漢字への興味付けができたことが、その後の漢字学習に役立ったと感じることが多々ありました。

 

■親子でできる「簡単漢字ゲーム」。漢字への興味を深める遊びを!

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漢字への興味付けといえば、親子で簡単にできる漢字ゲームを一つご紹介します。

よくクイズ番組でもやっている「部首集めゲーム」です。

例えば「さんずい」の漢字を次々に書いていくだけの簡単なものですが、小さいお子さんはさんずいの形を覚えますし、さんずいという「へん」があることが理解できます。

書かれた漢字が水に関するものばかりだ、ということにも気づくかもしれません。

ある程度漢字を習ったお子さんとやるなら、クイズ形式でどちらがより多く書けるかを競ってもいいですし、1人1つずつ順番に書いていってもいいと思います。

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漢字を覚えたてのお子さんとなら、一緒に辞書を調べながら書いていくのも面白いものです(※ネットで調べるのは厳禁!)。

漢字が書けたら「よくこんな漢字知っていたね」など、さり気なく褒めるのもお忘れなく。

親御さんの脳トレにもなると思いますよ。ぜひ試してみてください。

 

いかがでしたか。

特に子どもが小さいうちは、リビングで親と一緒に過ごすことで、安心感を持って学習に打ち込める、といわれていますね。

仕事が忙しいお父さん、お母さんも、たとえ短い時間であってもリビングで一緒に過ごし、どんな宿題をやっているのか見せてもらう、そんなふとした時間にこそ「気づき」があるかもしれません。