料理のプロが教える!「新しい土鍋」を買ったら、まずやる事とは?

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そろそろアツアツのお鍋が恋しくなる季節ですね。

牡蠣、タラ、フグなど、寒くなるとおいしくなるものが次第に店頭でみられるようになってきました。今年のお鍋の準備はいかがですか?

もし、新しい土鍋を購入する予定がおありなら、こんなことをぜひ知っておくといいですよ。

 

■新しい土鍋を買ったら、まず行うべきこと

新しい土鍋を買ってきたら、まずは食器用洗剤できれいに洗ったのち、よく乾かします。

特に土鍋の底の外側が濡れていると、そのまま火にかけると割れることがあり、大変危険です。

火にかける前に、必ず乾いたふきんなどで鍋底の水気を拭き取って使いましょう。

 

■最初に作るのは「おかゆ」。そのワケは……?

新しい土鍋は、生地に細かい気泡、隙間が多いので、ことによると水分が漏れてくることがあります。

これを防ぐ「目止め」をするためにも、新しい土鍋ではまず最初におかゆを作ることをおすすめします。

土鍋に入った玄米おかゆ

echo / PIXTA

少量の米とたっぷりの水を鍋に入れて火にかけ、沸騰してきたらごく弱火にしてくつくつと米を煮続けてください。

米から出た粘りが、土鍋の細かい気泡や隙間を埋めてくれるので、水漏れの防止をすることができます。

完全におかゆが煮上がったら、ちょっともったいないですがこのおかゆは捨ててしまいます。

土鍋の中に残る汚れやにおいを吸着してくれているので、このおかゆの役目はここまでです。これをしておくと、長く使うことができますよ。

土鍋で炊いたご飯

MM4 / PIXTA

このひと手間をかけた後、新しい土鍋はしばらくごはんを炊くのに使うという手もあります。

土鍋でごはんを炊くのは意外と簡単ですし、保温力が高いのでなかなか冷めにくいという利点もあります。

わたしはほぼ毎日土鍋でごはんを炊いていますが、ごはん用土鍋でなく普通の土鍋を使っています。浸水時間を除けば約15〜6分で炊きあがるので、電気釜より時間もお金も節約になりますよ。

 

■使い終わった土鍋のお手入れ法は?

さて、おいしくお鍋料理を食べ終わったら、そのお鍋をどうするか?

汚れをきれいに落としてきちんと乾燥する。当たり前のことのようですが、土鍋の手入れで一番大切なのが、この“乾燥”です。

土鍋はなかなか完全に乾燥しにくいものなので、しばらく重ねたりせずにきちんと乾燥させてください。そうでないとカビの原因になります。「ひさしぶりに鍋料理をしようと思って箱から出したらカビだらけ」なんてことになりかねません。

特に季節の終わり、もうそろそろ鍋シーズンは終わり、という時には念入りに乾燥させてからしまってくださいね。

 

これから登場頻度の増える“土鍋”。新しい土鍋でおいしい鍋料理を今年も何度も楽しみたいものですよね。