「お気に入りを見つけること」=節約になる!? 安さにとらわれない“節約術”って?

 

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「安い物を買う」=「節約になる」はどうやら違っていたようですよ。

経済評論家、ジャーナリスト佐藤治彦さんの著書『普通の人が、ケチケチしなくても毎年100万円貯まる59のこと』(扶桑社刊)によると、

安さにこだわりすぎると、かえって損をしてしまうこともあるそうです。

たしかにちょっと思い当たるかも!?

 

■日用品や消耗品、お気に入りを定めると節約につながる

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洗剤類やトイレットペーパーなどの日用品、お家の定番商品は定まっていますか?

筆者は……定まっていません。その時に目についた安いものを買ってしまいます。

買う時はいつも値段重視で「100mlあたり……」なんて、すぐに計算を始めてしまいます。

ときには浮気も必要だけど、お気に入りが定まれば、上手く安く買うことができます。

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「うちではいつもこれを使っています」がないので、初めて使うものだと「匂いが気に入らない」とか「洗浄力がイマイチ」なんて後悔がよくあります。

いくら安く手に入れても、これでは上手な買い物とは言えません。

気に入らない商品は早く使い切ってしまいたいので、いつもより多めに使って無駄遣いをしてしまうことがよくあります……。

定番商品を決めておくと、一から選ぶ必要もなくなって時間短縮にもなるし、通常価格が分かっていれば安い時にまとめて買うこともできます。

お気に入りの商品ら満足度も違いますよね。なにかとおトク感を感じられるというわけです。

 

■食品は安さにこだわりすぎると、食べたときの満足度が落ちてしまう

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食品に関してはどうでしょう。

「どうせ調理するし……味付けすればどれも変わらないのでは?」。そんな思いで質より量や価格を優先してしまい、食べてから「失敗したな」と思うことがあります。

そんな料理はもちろん家族にも不評です。

「なんかこれ、あまり…」なんて言われる料理、作っていても楽しくないですよね。

食品は値段で選ばないこと、おいしさで選んでいけば無駄がないので、結局お得です。

こだわって仕入れた上質な食材であれば、粗末な扱いはしないはずです。いかに美味しく食べようかと調理にも力が入ります。

そしてなにより食べたときの美味しさと、家族の満足度にも違いが出そうですよ。

 

■食品のロスを減らすことが、食費の節約につながる

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今の日本では、食品のロスが年間で500~800万トンもあるそうです。

安い食材にこだわりすぎると、結局は食べ残したり、使わずに賞味期限が過ぎて捨ててしまうこともあります。

食料品は、今日、どうしても買わなくてはならないものを、作らないことを考えましょう。

買い物に行く前に、まずは冷蔵庫にあるもので作れる料理を考えます。

どうしても買い物が必要な場合は、在庫をチェックしてから献立を組み立てて、足りない食材を補うようにすることで食品のロスが減らせそうです。

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そして本ではムダな食料品を買わないために 、目当ての店が1キロ以内なら徒歩か自転車で行くこと、 買い物カートを使わずにカゴだけ持ってまわることを推奨しています。

距離と重さを考えると、必要最小限の買い物にとどめることができるのです。

筆者は自宅から500メートルほどのスーパーに車で出かけ、買い物カートいっぱいに食材を詰めてしまいます……。

おかげでいつも予算オーバー。持ち帰ってすぐに「これ何につかうんだっけ?」と考えてしまう食材も。

こんな買い方ではお金が貯まるわけがありません。

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安さばかりに目を奪われると、結局はムダが生まれそうですね。

美味しさで選んだり食を豊かにすることを重視すると、結果的に節約につながるだけではなく丁寧な暮らしも手に入れられそうです。

 

【参考】

『普通の人が、ケチケチしなくても毎年100万円貯まる59のこと』佐藤治彦著(扶桑社刊)