アラフォーカメラマンがゆく!自宅リノベ奮闘記 no.2「耐震相談会に行ってみた」

築39年の我が家

築39年の我が家

(前回までのあらすじ)

8年前に購入した、築39年(昭和51年築)の中古住宅。だいぶボロも目立ってきたし、上は高校生、下は小学生の、3人の息子で部屋も手狭。

「そうだ、リノベしよう」

アラフォーカメラマンが、時には妻とも衝突しつつ、自宅リノベにチャレンジする奮闘記です。

 

【アラフォーカメラマンがゆく!自宅リノベ奮闘記】今までのシリーズを見てみる

 

■「耐震工事の助成金」を受けよう

前回、リノベをしようと思ったきっかけを書きましたが、そのうちのひとつが耐震化。

耐震診断のパンフレット

昭和56年(1981年)5月以前に建てられた住宅は、現在の耐震基準を満たしていません。

我が家が建てられたのは昭和51年。もし万が一大きな地震が来たら……。

全国の地方自治体が、対象となる住宅に耐震工事の助成金を出しているのですが、それを利用させていただこうというわけです。

僕が住んでいる区では最大で診断・設計で30万円、改修工事に100万円の助成を受けることができます。

そこで、まずは区が行っている耐震改修相談会へ行ってみることにしました。

 

■手元にあるのは、購入時のチラシ1枚……。

練馬区役所

5月上旬、指定された日時に区庁舎内の会場を訪ねました。

建築年を確認できる「建築確認通知書」が必要とのことでしたが、中古で購入したのでそんな正式なものはありません。

僕が代わりに用意できたのは、「すべての物件に使いまわしているだろ!」と思わず突っ込みを入れたくなる「当社一押しの特選物件!!」というコピーの添えられた、購入時に不動産屋でもらったチラシ1枚……。

購入時のチラシ

捨てないで良かった……。

なんとも、心もとなさ十分です(笑)。

“中古を買う”って、こういうハンデも付きまとうんですね。

受付で名前を告げると、区から委託をされた建築士が1対1の対面でパンフレットを見ながら助成の主旨と手続きについて説明をしてくれました。

無料簡易耐震診断をその場で申込んで、この日は終了。

会場は個別相談のためか、思っていたよりもがらんとしていました。参加者はお年寄りばかり。

この助成の申込みは圧倒的に高齢者が多く、僕のような子育て世代はまだまだ少数派とのこと。

中古住宅のリノベがこれからどんどん浸透して、若い世代の利用が増えていくといいですね。

 

■「耐震工事」と「リノベ」は、同時にできる?

5月下旬。担当者が診断のために我が家にやって来ました。

「担当者」といっても、相談会で応対してくれた建築士さんです。

写真を撮ったり、手書きで図面を起こしたりしながら、部屋数、柱と内壁、窓の位置、東日本大震災でできた外壁のヒビなどをひとつひとつチェックすること約2時間。

一段落したところで、ずっと気がかりだったことを質問しました。

それは「耐震工事とリノベを同時にやりたいけど、助成は受けられるの?」ということ。

答えは「OK」でしたが、柱の位置を変えたり、壁を抜いたりすると耐震強度が変わるので、手続きが煩雑で検査に余計な時間がかかると釘を刺されてしまいました。

言葉の端々から「リノベは面倒」というニュアンスが感じられます。あれれ?

中古住宅の取引量が増えてリノベがもっと一般的になったら、行政側のこうした意識も変わっていくかもしれません。

さらに追加で注意を促されたのが、「建ぺい率を超えるなどした違法建築の住宅は耐震助成が受けられないことがある」、「助成を受けながらの増築はダメ」ということでした。

耐震工事が必要な中古住宅の購入やリノベーションを考えられている方は、要チェック項目でしょう。

建築士は「報告書が完成したら連絡します」と言って、帰っていきました。

 

■ウチは何点? 耐震診断の結果は……

6月下旬。診断からほぼ1カ月。ようやく「耐震診断・建築物調査結果報告書」が届きました。

相談会に参加してから2カ月弱、結構時間がかかるものですね。

診断結果

おそるおそる開くと、診断結果は10点満点中6点。

診断表に添えられたイラストはかわいらしいですが、7点以下は「心配ですので耐震補強などをお考えください」との評価です。

建築士は不安を取り除くように「点数は気にしなくてよいです」と言ってくれましたが、いつくるかわからない大地震のことを考えて、一刻も早くリノベーションをすすめようという気になってきました。

 

さあ、いよいよリノベと耐震の両方を一緒に請け負ってくれる業者さん探しが始まります。

区の助成を受けるからといって、区内の業者と契約をしなければいけないわけではないことは確認済みです。

次回は同時に進めていた工務店探しの話をしたいと思います。

 

>>次の話を読む

no.3「工務店の選びかた」

 

>>1話から読む

no.1「そうだ、リノベしよう」