水洗い不可マークでも洗える!? 実はよく知らない「ホームクリーニング」のやりかた

ダウンベスト、マフラーなどの冬服

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そろそろ本格的に冬の洋服を引っ張りだすシーズンになってきました。衣装ケースから取り出して、一度洗ってから着るという人も多いでしょう。

全ての洋服をクリーニングに出していては、お金がいくらあっても足りません。

そこで便利なのが、自宅の洗濯機でできる「ホームクリーニング」。

しかし、実は正しいホームクリーニングのやり方を良く分かっていないという人も多いのでは? そこで今回は、正しいホームクリーニングのやり方をご紹介しましょう。

 

■まずは、衣類についているタグをチェック!

洗濯表示タグ

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まずは、洗濯表示タグをチェックしましょう。表示はJIS規格で決められており、6つの区分に分けられています。

  1. 洗い方(水洗い)
  2. 塩素漂白の可否
  3. アイロンの掛け方
  4. ドライクリーニング
  5. 絞り方
  6. 干し方

洗濯機に放り込む前に注目したいのは、1、4、5、6といったところでしょうか。

それぞれ、指示に沿って洗濯機を回しましょう。最近の洗濯機には「ドライコース」がついている場合が多いですので、それを使うようにして。

脱水は1分が目安。あまり強くかけすぎるとシワや型崩れの原因になってしまいます。

ちなみに、実は来年(平成28年)12月1日から、マークが変わるって知っていましたか? 来年以降は新しいマークのものも見かけることが増えてくるでしょうから、気をつけて下さいね。

 

■これは洗える? 洗えない?

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タグを見てみると、こんなマークを見ることはありませんか? これは「水洗いできません」の意味。これはホームクリーニングできるのでしょうか?

ホームクリーニング用洗剤を展開している「花王」は、自身のHPで「洗えるものと洗えないものがある」としています。

その判別は、明記されている素材。

洗えないものは、絹、レーヨンやキュプラ、アセテートとの混紡、革、毛皮。

また、素材そのものは洗濯可能でも、芯地が入っていたり、特殊なボタンなどの装飾がついているもの、シワ加工などの特殊加工がしてあるものはできないとのこと。

麻やポリウレタンは強い力をかけずに洗えば大丈夫。ウールやカシミアは縮みやすいため、30℃以下の水で洗うようにしましょう。

いずれも、必ずネットに入れて、ドライコースで洗い、脱水は1分以内にするのがポイントです。

 

■これはどうやって洗う?

・ぬいぐるみ

洋服やリボンなど、外せるものは全部外して別々に洗います。ネットに入れて洗いましょう。

単体で回すと、遠心力で洗濯機がガタガタ言ってしまいます。他の洗濯物やタオルなどと一緒に入れると洗濯機が安定します。

大きくて厚いので、乾かすときはしっかりと中まで乾いていることを確認して。

 

・ビジュー付ニット

ビジューがひっかかったり、取れたりしないよう、あらかじめ洋服を裏返しにしておきましょう。ビジューが内側にくるように軽くたたみ、ネットに入れて洗います。

そのままハンガーにかけて干すと、水分をしっかりと吸ったニットはとても重く、自重で首や肩まわりが型くずれしてしまいます。平干しするか、胴部分から2つ折りで干すようにしましょう。

 

・マフラーやニット帽などのウール小物

上2つと同様に、ネットは必須です。マフラーのフリンジは絡まりやすいため、内側になるように軽くたたんでからネットに入れましょう。

マフラーは長さがあるので、竿やハンガーを2本つかって「M」の形になるように干すと、乾きがはやく、重みも分散されるので便利です。ニット帽は型崩れしないように、平干しで。

 

11月も半ばになると、グッと冷え込む日が増えるはず。その前に、早めに冬支度をしたいものですね。

 

【参考】

洗濯の絵表示 – 消費者庁

洗える・洗えないの見分け方 – 花王(リンク切れ)