間違えてる人多すぎ…!本当に加湿できてる?正しい「加湿器の使い方」

加湿器が置いてある部屋

yocamon / PIXTA

冬が近づくにつれて、気になるのが空気の乾燥。「加湿器」を購入したものの、いまいち効果を感じていないという人もいるのでは?

それは、加湿器の使い方を間違っているせいかもしれませんよ。

今回は、加湿器の正しい使い方をご紹介しましょう。

 

■適切な湿度は50〜60%

結露した窓

kouchan / PIXTA

わたしたち人間が冬に快適に過ごせる温度は何度か知っていますか?

室内環境を専門とする株式会社クレセルは、冬の快適温度を18〜22℃、快適湿度を45〜60%としています。

また厚生労働省は、インフルエンザの予防には湿度50〜60%が適切であると説明しています。

この湿度を下回ると、気道粘膜の防御機能が低下して風邪やインフルエンザにかかりやすくなったり、肌が乾燥して静電気を帯びやすくなったりします。

かといって、湿度が高すぎてもいいというわけではありません。

湿度75%以上になると汗の蒸散を妨げて不快に感じたり、カビが発生したり、ダニが活発に動いたりします。

 

■温度をあげると、湿度は下がる

壁にかかるエアコン

YNS / PIXTA

気象庁のデータを見ると、2014年12月東京の平均湿度は55%。

しかし日別で見てみると、31日間中、日別平均湿度45%を下回った日は5日。観測地によっては16%というカラッカラな場所も!

さらに部屋はもっと過酷です。

エアコンなどで部屋の空気を暖めると、当然その分湿度は下がります。これは小学校の理科で習いましたね。

つまり、冬の時期の温まった部屋は、充分な加湿が必要なんです。

 

■湿度が高いと、部屋も暖かく感じる

夏でも、湿度が高いと、余計に暑く感じることってありますよね。湿度の低い海外などにいくと、同じ温度でも過ごしやすく感じたりするもの。

冬にも同じことが言えます。加湿をすると、体感温度として暖かく感じるのです。

つまり、湿度を上げれば、むやみに部屋の温度を上げる必要がなく、ひいては節電にもつながるということ。

 

■加湿器は「部屋の中央」に

加湿器が置いてある部屋

yocamon / PIXTA

“加湿の重要性”はわかりました。しかし、加湿器を正しく使わなければ、効果は半減するどころか、デメリットも。

公益社団法人東京電気監理技術者協会は自身のHPで、加湿器の正しい使い方を紹介しています。

とくにわたし達が間違いがちなのが、加湿器を“置く場所”。

ある程度大きな家電ですから、存在感を気にして、壁側や窓側に置いていませんか?

これでは、窓や壁に水滴がついて結露が起きやすくなり、カビの発生にもつながります。また、湿った空気が壁などにたまってしまい、部屋全体を充分に加湿できません。

部屋の中央や、テーブルの上など高めの場所に置き、エアコンの風で湿った空気を循環させるようにしましょう。

 

■寝る時は「加湿器のスイッチもオフ」に

寝る時はエアコンを消す、という人は多いでしょう。つけっぱなしだと、次の日喉がカラカラになってしまいますよね。

では、加湿器はどうしていますか?

「温度が上がれば、湿度が下がる」ということは、逆を言えば、温度が下がれば湿度は上がります。

適切な湿度を維持するには、室温が下がる就寝時は加湿器も止めておくのがベター。加湿しすぎもカビや結露の原因になってしまいます。

 

いかがでしたか? せっかくの加湿器ですから、うまく使って、健康と美容をキープしてくださいね。

 

【参考】

インフルエンザQ&A – 厚生労働省

快適温度湿度 – 株式会社クレセル

過去の気象データ – 気象庁

電気安全に関するQ&A – 公益社団法人東京電気監理技術者協会