地震のケガ…約半分は「家具」が原因!インテリアを損なわずにできる防災対策6つ

shutterstock_151531952

家具を買うときには、“大きさ”や“かわいさ”ばかりが気になるもの。

しかし、普段は便利でかわいい家具でも、万が一の時には凶器になりかねないですよね。かと言って、がんじがらめにしては、せっかくのインテリアが台無し。

実は、外観を損なわなくても、ホームセンターで購入できるアイテムでちょっとしたDIYをするだけで、グッと安心になるって知っていましたか?

 

■地震による負傷の34%は「家具の転倒・落下」が原因

家具の“防災”対策って実はとても大切なんです。

内閣府では、「首都直下地震では、負傷者の34.2%が“家具類の転倒・落下”によるものとなるだろう」という東京都防災会議の被害想定を紹介しています。

h1-1001_-_02_

また、実際に東京消防庁の「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」によると、過去の大きな地震では、“家具の転倒や落下”が原因のケガが、全体の約半数にものぼることが分かっています。

 

■インテリアを損なわずにできる「防災対策」

(1)大きな家具には「家具転倒防止板」

大きな家具(タンスや食器棚)に便利なのが、家具の下に挟むだけで、前面に倒れることを防いでくれる「家具転倒防止板」。取り付けにネジや釘を使わないので家具や壁、柱などに傷つけないのもいいところです。

 

(2)テレビや家電には「耐震ジェルマット」

家電製品やパソコン、テレビが倒れると、下敷きになるなどの被害も。

そんな時は、振動・衝撃を吸収し転倒を防止する「耐震ジェルマット」がオススメ。機器の底に貼るだけなので簡単に取り付けることができ、目立たずインテリアも損ないません。

ホコリやワックスが付いていると貼りつかないのでしっかり掃除をしてから貼りましょうね。

 

(3)倒したくないなら「L字金具」

L字金具はタンスや背の低い家具、食器棚などを倒れないように固定します。取り付けは柱や壁の中の木材に取り付けるので大変かもしれませんが、家具転倒防止には一番有効です。

転倒防止金具には他にチェーン・ベルトタイプなど奥行のある家具使える長さ調整できるものもあります。

 

(4)背の高い家具には、上置きタイプの「耐震収納ボックス」

家具と天井の隙間を埋めれば、上部が天井に引っかかるので、転倒するというリスクは軽減されます。

手持ちの家具の上に「耐震収納ボックス」を設置すれば、家具と天井の空間に収納スペースを作りながら、家具を固定してくれるのでオススメ。

もちろん、壁や家具に傷もつきませんし、家具転倒防止板を併用すればさらに安心です。

 

(5)いたずらも防ぐ「引き出し・引き戸ストッパー」

家具を固定していても、揺れによって引き出しや扉が開き、中身が飛び出してしまう危険性も……。そんな時に便利なのが「引き出しストッパー」。

手動でロックがかけられるので、子どものいたずらやケガ防止にも役立ちます。両面テープで貼りつけるタイプが多いので取り付けも簡単です。

 

(6)UVカットにもなる「ガラス飛散防止シート」

窓ガラスや食器棚のガラスには「飛散防止フィルム」が有効です。全面に貼っておけば、もしもの時にガラス片が飛び散るのを防いでくれます。

紫外線カットタイプなどもあるので、日当たりのいい部屋の窓には、防災も兼ねて貼っておくと良いかもしれませんね。

 

地震というのは、いつやってくるかわからないもの。家具や壁を傷つけずに簡単にできる地震対策グッズもホームセンターにはたくさんあります。いざという時のためにチェックしてみてはいかが?

 

【参考】

減災の手引 – 内閣府(PDF)

家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック – 東京消防庁(PDF)