「子ども部屋」はいる?いらない?育児中の整理収納アドバイザーの答えは…「いる」!

 

Caito / PIXTA

リビングやダイニングでの学習がすっかり定番となりつつある今、毎年巻き起こるのが“子ども部屋はいるのか? いらないのか?”論争です。

どうせダイニングテーブルで宿題するのなら、学習机自体が要らないのでは?という考えはかなり浸透してきましたね。

そして学習机が要らないのなら、子ども部屋もいらない?という考えも。

今回は、これから新築や引っ越しを予定されている方、そして来年度は新小学生がいるというご家庭の方、「子ども部屋、学習机、いったいどうすればいいの?」というお悩みにお答えします。

3児を育児中の筆者が「子ども部屋をもうけることのメリットとデメリットについて、整理収納アドバイザーの視点と実体験にもとづいて紹介します!

 

■デメリット1:乳幼児期は空き室か物置部屋と化してしまうおそれがある

まずは、デメリットからご紹介します。

筆者宅では、子どもたちはダイニングで宿題をしています。

いわゆる「リビング学習」なんです。

ダイニングに隣接する収納棚に必要なものを収めているので、宿題はここだけで完結させられます。

リビングダイニングで子どものことがすべて完結できるのなら、子ども部屋自体は空き室になってしまいます。

決して安くはない賃貸料や住宅ローン、空き室にお金を払っているのはちょっともったいないですね。

こうなると、子ども部屋がいらないかもしれませんね。

 

■デメリット2:片づけや準備を見届けられない

Fast&Slow / PIXTA

親から見えるところに子ども部屋がある場合は別ですが、通常、別室たど様子はわからないものです。

子どもが「明日の準備、終わったよ」と言っても、それが本当に終えられたのかどうかは、実際に見てみないとわかりません。

筆者も子どもの「終わったよ」を信じて、翌朝バタバタとした苦い経験が……。

子ども部屋が独立していると常に見届けることができないので、確認漏れが発生する可能性があります。

デメリットはこのようになりましたが、続いてメリットを紹介しますね。

 

■メリット1:くつろぐ場所のスッキリを保てる

cba / PIXTA

子どもの学用品や制服などをリビングダイニングに持ち込む必要がないので、くつろぎスペースであるリビングダイニングのスッキリを保てやすくなりますね。

筆者は3人の子どもがいるのでその分持ち物も多く、この点では子ども部屋の存在がとてもありがたく感じます。

 

■メリット2:自分で考える力が身につく

子ども部屋で学校教材の片付けや翌日の準備をするとき、近くに頼る存在がいないと、おのずと自分で考えるようになります。

親も子も時間割など一緒に確認しながら準備するのは楽ですが、子どもがいつまでたっても親に確認作業を頼ってしまう恐れもあります。

筆者の家では低学年のうちから、あえて一人ですべての準備をするようにしています。

親は最終確認だけして不足している箇所などを伝えますが、その都度、子どもたちは2階の自室にもどり必要なものを準備し、またチェックしてもらう……ということを繰り返しています。

子どもたちにとっては面倒な作業ですが、この面倒な作業を1度で終わらせるためにはどうすればよいのか、子どもたちなりに考えながら動いているようです。

不便な思いをしてはじめて、次の行動に向けて成長するのは大人も子どもも同じですよね。

毎日この状態になれば、翌日の学校準備は完了!

子ども部屋という頼るのは自分だけという空間で、常に何が必要か?を考える習慣が身につきました。

 

■結論:自立のための練習期間として子ども部屋はもうけるべき!

TATSU / PIXTA

子ども部屋は子どもの自立のためにも必要ですが、共働きが多い今、離れた場所で子どもたちにすべてを任せるのは、親にとっても大変なことです。

そこで筆者がオススメするのは、親と一緒に確認する作業を期間限定にするということ。

例えば、低学年のうちはリビングダイニングに学用品を仕舞い、親と一緒に確認しますが、中学年くらいからは、自分の力で片付けから翌日準備まで終わらせるようと、あらかじめ期間をもうけるということです。

その限定した期間をどのくらいにするのか、ぜひ一度ご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか?

これからお子様が小学生になるというご家庭の参考になればうれしいです。