ただいま習い事難民、漂流中。幼児教育にお金をかけると大人になって経済的に安定するって本当?

 

Satoshi KOHNO / PIXTA(ピクスタ)

娘は夏に4歳になりました。

私が住んでいる地域は転勤族が多く、皆さん教育熱心です。

子どもは誰でも何かしらのお稽古に通っているようです。

近所の子どもたちを例にすると幼児教室、リトミック、ピアノ、スイミング、バレエ、英会話、公文式、サッカー、ダンス、バイオリンなど本当にいろいろあります。

 

■習い事ってお金がかかるよね~。平均ってどのくらいなんだろう?

SoutaBank / PIXTA(ピクスタ)

習い事やお稽古事ってたくさん体験させてあげたいけれど、月謝などを考えると躊躇することも多いですよね。

私は娘にバレエを習わせてあげたかったのですが、噂によると教室によっては年に1度の発表会の時に30万円以上の出費が珍しくないと聞いて怖くなり、諦めてしまいました。

Ushico / PIXTA(ピクスタ)

これからますます教育に関してはお金がかかるし、「子どもが小さいうちが最大の貯め時!」とは昔からよく聞く話ですからね。

今後のことを考えると習い事にそんなにお金はかけられません。

幸運にも我が家の近くでは、自治体等が開催してくれているお教室がたくさんあり、

リトミック(2,300円/月)、スイミング(2600円/月)、親子教室(1,000円/月)、体操教室(1,600円/月)、子育てサークル(300円/月)などを利用してきました。

市政だよりなどで募集があるので、積極的に探せば安く通える教室はけっこうあります。

しかしこの春から娘は幼稚園に通うようになり、スイミング以外は辞めて、改めて習い事を検討する時期がやって来たんです。

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文部科学省が公表した平成26年度「子供の学習費調査」によると、未就学児の園外活動費の平均は、

公立幼稚園の園児では年間84,000円

私立幼稚園の園児では年間142,000円

となっています。

月々約7,000円~118,00円くらいですね。

結構な支出です。

我が家は今のところ市立プールのスイミングだけなので月々2,600円くらい。

平均よりかなり下回っています。

できればこれまで通り低予算で、子どもが楽しめる習い事を探そう!

と張り切っていたのですが、出鼻をくじかれることになります。

 

■学習系習い事はいつから始める? 4歳からではもう遅いの!? 七田式プリントって?

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きっかけは大学時代からの友人と電話で話していた時のこと。

友人の子どもも1歳下ながら娘と同じ7月生まれだったので「誕生日プレゼントは何にする?」と何気なく聞いてみたところ、その返事にとても驚きました。

「今年は3歳になるし、プレゼントは七田式プリントにしたよ」

え、なに!?

しちだしきぷりんと?

トーマスとかアンパンマンじゃなくて?

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しかも3歳の誕生日が来たら公文式にも通わせるというのです。

私はとっさに「うちのプレゼントはひらひらのプリンセスドレスにするつもり〜」という言葉を飲み込みました。

友人は大らかで明るく、ほのぼのとしているところもある人なので、子どもはのびのびと育てるものだと私は思い込んでいました。

なのに、七田式や公文式をこんなに早く取り入れるなんて。

もしかして、ぼんやり子育てしているのは世の中で私だけなんじゃないか?

そんな不安が日に日に大きくなってきました。

さっそく調べてみると、出てくるわ出てくるわ、未就学児に関しての早期教育の情報の多いこと!

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「三つ子の魂、百まで。は本当だ!」とか

「3歳までの間に、脳のほとんどが形成される!」とか

「臨界期を逃すと英語の習得は難しい」とか。

あれ?

うちの娘はもう4歳……、時すでに遅しなのか!

ますます焦ります。

 

■幼児教育にお金をかけると、大人になって経済的に安定し、社会的にも成功する!?

もっとも私を焦らせたデータが、「ペリー幼稚園プログラム」というノーベル賞受賞者でもある、

アメリカ人の経済学者ジェームズ・J・ヘックマン教授の研究結果です。

それによると、子どもの教育に関して一番お金をかけるべきは「未就学時期(!)」だとあります。

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幼児教育に投資することで、大人になった時の高校卒業率、所得、貯金額、持ち家率は上がり

逆に留年する確率や逮捕率、社会保障を受ける率は低くなるというのです。

私が信じていた「子供が小さいうちが最大の貯め時!」という考え方は、もはや古いの!?

幼児期に手厚い教育を施し、十分な投資するという考え方は今やスタンダードみたいですね。

そうこうしているうちに、あっという間に夏休みが来てしまいました。

でもこの夏休みが混迷していた私の「習い事探し」に、とってもいいヒントをくれたのです。

それに、焦る必要はなかったこともわかりました。

それは次回、ご紹介します。