プランの自由度が高くなるだけじゃない!多機能なLEDダウンライトがおすすめな理由

 

skylark / PIXTA(ピクスタ)

はじめまして。自然素材系の注文住宅会社でインテリアコーディネートや住まいの建材・素材の選定を中心に家づくりのサポートをしているGOKURAです。

最近の住宅の照明器具はダウンライトを多用することが多くなってきました。

以前のスタンダードな照明器具と言えば、天井に直に取り付ける、丸や四角の形をした「シーリングライト」でした。

しかし今は、天井に埋め込む「ダウンライト」が人気です。

LEDのダウンライトは、価格も以前に比べお手頃になり、種類も多くなっています。

LEDダウンライトでも調光や調色機能があり、自由自在に雰囲気を演出できるのをご存知でしょうか。

今回は、LEDダウンライトの種類や調光・調色機能、この機能を使って演出するテクニックなどについて紹介していきます。

 

■ダウンライトには様々な種類がある

住宅で使われるダウンライトには、性能の種類と機能性の種類があります。

性能の種類は、断熱施工用の建物に適した仕様で分けられ、機能性の種類は、傾斜用やユニバーサルなど使う場所や演出に適した仕様で分けられています。

性能の種類は大きくS形とM形に分けられており、S形ダウンライトというのは、断熱材や遮音材で覆われた天井にも施工できるダウンライトになります。

密閉性が高い器具のため、天井に穴をあけることによる音漏れなども少なくなります。

S形の中にもいくつか種類があり、断熱材や遮音材の素材により、SB形、SGI形、SG形があります。

M形ダウンライトは断熱施工の天井には対応していない器具になっており、断熱施工の住宅では通常は使うことができません。

店舗など商業施設でよく使われる器具になっています。

機能性の種類はとてもたくさんありますので、住宅で使われる代表的なもので紹介します。

水平な天井に使われるダウンライトの他に、傾斜天井用のダウンライト、ニッチなどに使われる小口径ダウンライト、

和室などに使われる角型ダウンライト、人感センサー付ダウンライト、灯りが可動できるユニバーサルダウンライトなどがあります。

 

■調光・調色が自由自在なダウンライトとは?

麦わら帽子 / PIXTA(ピクスタ)

住宅用のLEDダウンライトには、電球交換ができるものと、電球交換ができない一体式のものの2種類があります。

一般的には定価設定が手頃な「一体式」が使われています。

その場合は器具を選ぶ際に「電球の色」を電球色にするか昼白色にするか決定しなければなりませんでした。

一度決定すれば、器具の寿命が来るまで使い続けることになるため、使う部屋によっては悩みどころでした。

しかし、最近は、そんな悩みを持たなくて済むLEDダウンライトがたくさん登場してきています。

それらは明るくしたり暗くしたりする「調光」機能に加えて、明るさの色を電球色から昼白色に変えることもできる「調色」機能もプラスされています。

「調色」が自由に設定できるようになることで、今までのように電球の色を限定して選択する必要もなく、使い方も使える部屋も以前よりも広がりました。

 

■調光・調色ダウンライトをおすすめしたい部屋

多機能なダウンライトをおすすめする部屋のひとつは寝室です。

筆者が照明器具を提案する際、寝室にはほとんど電球色をおすすめしていました。

器具に調光機能があれば、それなりに雰囲気は良いのですが、寝室の隣にはクローゼットが併設される間取りが多いですよね。

夜にクローゼットの洋服の色を確認したいとき、電球色だと正確な色が分からなくと困る、という悩みも多機能ダウンライトなら解消されます。

篤真 / PIXTA(ピクスタ)

次に子供部屋について。

近頃の子供部屋は、とってもお洒落なインテリアを希望される施主さんが増えています。

今までは学習環境を優先し、昼白色の器具を選択される場合が多かったのですが、

調色できるダウンライトなら、就寝前のくつろぎの時間も、また、成長してからも、使い方は自由自在です。

書斎や家事室、ライブラリーにも多機能ダウンライトは便利です。

文字を読んだり、手元での細かい作業の場合は良く見える昼白色で、くつろぎの時間帯は電球色でリラックスと、自由に変えることができます。

使う場所を選ぶことなく、シーンに合わせて、自由自在に灯りの演出が可能な多機能ダウンライト。

とても画期的な機能ではありますが、製品の定価設定は、スタンダードな一体式LEDダウンライトよりも高くなっています。

費用感でいえば、スタンダードなものが4000円とすると、多機能(調光・調色)なものが8500円程度になります。

住まいの予算には限りがあるものですので、器具を選ぶ際には全体の予算配分も考え、バランスの良い照明計画にしたいですね。