【フォトグラファー栃木に家をたてる】イベントには積極的に参加しよう

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(前回までのあらすじ)

子どもをのびのびと自然豊かな場所で育てたい、という思いから、東京から栃木への“Iターン・Uターン”を決めた、僕たち夫婦。

工務店や設計会社も決まった。何度も打ち合わせを重ね、設計図も決まりつつある。

気になっていた“知らない土地での人間関係”も、栃木の暖かな人の輪に、いい方向で巻き込まれていく。

(登場人物)

伴工務店 伴さん・・・一級建築士の資格をもっているスーパー営業マン。

 

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■僕たちの絶対条件は「無垢材」

家を建てるとなると、誰しもが「こんな家にしたい」という憧れがあるものでしょう。

僕の場合は、「無垢」「漆喰」「薪ストーブ」。これら3つは、僕の夢であり、家を建てるにあたっての絶対条件でした。

工務店を探す時に、僕らが大切にしたかったのが、環境に良い物しか使わない、栃木県の建材を使用する、ということ。

子どもがいると、アトピーなどの皮膚病などもすごく気になる部分だし、僕ら夫婦も肌が弱いからから、どんな建材を使っているかは気にすべきポイントだったのです。

伴さんからは「杉」を進められました。杉は柔らかい上に、保温性も高く、値段も手頃なのだそう。

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そんな時に、伴さんから誘われたのが、八溝杉の植林体験イベント。

NPO法人「森と家を結ぶ会」が主催しているもので、伴さんはそこの会員なのだそう。

森は、植林・伐採を繰り返し、人の手を入れなければバランスを維持していけません。ここで伐採された間伐杉が、実際に建材に使われるとのこと。

これは、千載一遇のチャンスかもしれない。

 

■植林イベントで、自分たちの家のルーツを知る

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向かったのは、栃木の山奥。

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家族3人で、悪戦苦闘しながら、山の傾斜に杉の苗を植えました。

60年後にはこの苗が大木となり、誰かの家の建材として使われるのだろう。

そして、自分たちが使う建材も、60年前に誰かがこうやって丁寧に植え、育ててくれたものなのだろう。

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「素敵な家を建ててください」「大きくなーれ!」参加した子どもたちも、まだ見ぬ60年後の家族に向かって、思いをこめながら苗を植えていきます。

器や食物などと同じで、作り手の顔や存在を知っていると、そのものが愛おしく大切にしたいと思うもの。

こうやって、家への愛着や愛情が湧いていくのでしょうか。

3歳になる娘にとっても、いい経験になりました。

 

■イベントには積極的に参加しよう

家を建てるにあたって、自分たちが選んだ工務店が、本当に自分たちの思い描くベクトルと合ってるかどうか、というのはとても気になることです。

家づくりを進めていく中で、こういったイベントを通して、伴さんとそのベクトルの誤差が徐々に縮められたように感じました。だからこそ、家づくりを妥協せずに進められたと感じています。

もし、気になった工務店にこういったイベントが開催されているなら、ぜひ参加することをオススメします。

それぞれの工務店の特色やこだわりなどを知る事ができますし、それが自分たちの思い描くものとフィットするものかを感じることができるからです。

 

この工務店さんで、自分たちの家を建てられる事がうれしい。そう感じられる工務店に出会えたことが、この家づくりの最大のポイントかもしれません。

 

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憧れの薪ストーブを探しに

 

>>1話から読む

僕が「栃木」を選んだワケ

 

 

【参考】

NPO法人 森と家を結ぶ会