STANDARD TRADE.が提案する「家具らしい家具」vol.3 CENTER TABLE(試作品)

 

ナラ材を使った端正なオーダー家具に定評のあるSTANDARD TRADE.。

代表の渡邊謙一郎さんが本当につくりたかった「家具らしい家具」とは……?

 

※ 前回の記事を読む

 

■テーブルとして使えるものをきちんとつくりたかった

このセンターテーブルは、両親のためにつくりました。

「スタトレっぽくないね」って言う人もいるんですが、自信作です。

ダイニングテーブルとは違う居場所があるのっていいと思いませんか。

幅は150㎝、高さは50㎝とやや高め。

新聞やリモコンなんかを置けるように棚もつけました。

のっぺりした印象にならないように、天板はごく細くV 字型の溝を切ってあります。

 

■無垢材でしかできない表現がある

こういうセンターテーブルって、どうしてもソファのつけあわせ的な感じになりがちなんですが、

金物を使わず、きちんとしたつくり方で、ちゃんとテーブルとして使えるものにしたかった。

天板の角をアールにしたり、丸脚にしたのは、削り出しができる無垢材でしかできない表現だから。

最近は「シンプル」という名のもとに直線的なデザインの家具が増えていると感じています。

確かに無垢材は手間がかかりますが、技術を継承していくためにも、こうした家具をつくり続けたいと思っています。

 

渡邊謙一郎さん。

1972年生まれ、横浜育ち。1998 年にSTANDARD TRADE. を設立。

横浜の本社工場でナラ材を使ったオリジナル家具を製作し、

世田谷区内にある玉川SHOPで販売をしている。

デザインから製作・販売・メンテナンス・買い取りまで一貫して行う姿勢は評価され、

住宅の設計やオフィス・ショップの内装まで幅広く手掛けている。

※掲載した家具は試作品です。ご質問等ありましたら店舗までお問い合わせください

 

【STANDARD TRADE.】

玉川SHOP*東京都世田谷区玉堤2-9-7 telephone*03・5758・6821

[文]渡邊謙一郎( STANDARD TRADE. CO., LTD.)

[写真]飯貝拓司