片づけは、ていねいに、ゆっくり、思いきり! 風水×密教を活用した整理術

 

Graphs / PIXTA

日刊Sumaiの連載【風水で解決!】でも人氣の風水コンサルタント・種市勝覺(たねいち しょうがく)先生の

最新刊『感情を整える片づけ』から、風水×密教を活用した整理のはじめ方をご紹介します。

 

■良い「氣」と悪い「氣」。氣のバランスを整えるのが片づけの近道

Graphs / PIXTA

人の五感でキャッチする情報はどれも「氣」を放っており、それらの氣が人に良く作用するか、悪くなるかを見るのが風水です。

自分の思考や感情は環境から生まれるので、整った環境に身を置くことは人の心に影響し、

心の動きの9割を占める無意識に対しても、ポジティブな変化が及んでいくと種市先生は言います。

喜びや楽しみ、幸せや満足感といったポジティブな氣は「生氣」

「殺氣」は苦労、恐怖、犠牲といったネガティブな氣を指します。

そして環境や考え方で「生氣」は「殺氣」に「殺氣」は「生氣」に入れ替わる性質があり、

風水の考えを軸に部屋を整えると、2つの氣のバランスが整い同時に感情も整います。

 

■“良い家”かどうかは、家を大事にしているかどうかで決まる

Taka / PIXTA

ここで一度ご自身の部屋をチェックしてみてください。

楽しく幸せな氣持ちになる「生氣」の部屋は以下の通りです。

  • 光と風が良く入る
  • 好きな香りに包まれている
  • 植物や風景画が飾られている
  • 余計なものがない

いくつありましたか?

シミズアキ / PIXTA ※写真はイメージです

上記とは真逆の、暗くて臭くて散らかり放題なのは「殺氣」の部屋です。

一日のうちでいちばん長く過ごす家こそ、生氣や殺氣となって自分の氣分や感情にとても影響するため、

居心地の良い、帰るのが楽しみになる環境に整えていくことが大切です。

良い家かどうかは大きさや新しさ、豪華さなどの表面的なことではなく、家を大事にしているかどうかです。

トラブルを多く抱える人は風水的に問題だらけの家に住んでいる、と数々の出張鑑定をしてきた種市先生は言います。

「家族円満」「仕事運アップ」など、欲しい結果を引き寄せる環境をつくるのが家づくりのカギになります。

家の間取りや生活導線、空間の質感、色による氣のコントロールをふまえた風水の教えを味方につけて片づけを進めていきましょう。

 

■捨てられない自分を責めず、自分を認めることからスタートを

naka / PIXTA

風水の基本的な整え方として、足元に一切のものを置きっぱなしにしないこと、というものがあります。

不要なものが多すぎると頭の中や感情も混乱しやすくなります。

モノが多いことを自覚しながら捨てられないのは、「捨てないことを自分で決めている」という認識をし直すことから始めます。

そして、捨てられない自分を責めてしまうことを一度止め、自分を認めることが片づけを進めるきっかけになります。

そこから初めて、自分がモノを捨てるという行為を選択肢のひとつに無理なく考えられるようになり、

「捨てない安心感より捨てるスッキリ感もアリかも!」と感じ始めたら片づけの準備ができています。

 

■捨てる判断基準は「いま必要かどうか」のみ!

MN4 / PIXTA

片づけよう!という氣持ちが整ったら、まずは不要なものを処分していきます。

捨てるモノを選ぶコツはたったひとつ。「今の自分に必要か? 不要か?」

「使える、使えない」でモノを捨てようとすると、ほとんどのモノが使えるため、判断基準にはなりません。

今の氣持ちを大切にし、いつか使えるという不確かな未来のために今を犠牲にしないでください。

密教の考えにおいても「今を幸せにする」ことがとても重要です。

 

■片づけは、ていねいに、ゆっくり、思いきり!

Graphs / PIXTA

入念な心の準備をして始めた片づけです。自分のペースで無理なくおこなってください。

長年使ってきたものを処分する際は、モノに対して感謝の氣もちの手紙を書いてから捨てることもオススメ、と種市先生はアドバイスしています。

次に捨てるペースも大切です。

子どもの頃から「早く片付づけしなさい」と多くの方が言われ続けてきたと思いますが、

自分の意思で集めた数々のモノには、当然思い入れがあるはずです。

なので、手早く済ませることだけに専念せず、自分の氣もちと向き合いながら捨てた方がうまくいきます。

msv / PIXTA

そして片づけはビフォアフターという目で見て実感できることが、次も頑張ろう!という氣持ちにさせてくれます。

引き出し、クローゼットなど、その日の片づけターゲットを決めたら、一度すべてを出し、必要不要を分別してから、きれいに配置すること。

中身を全部出し、何もない空間を目にすることで、新しい配置のアイデアが生まれたり、この中に納まるようにモノを管理しようという意欲が湧いてきます。

片づけようという心の準備ができたら、あわてず、ゆっくり、でも思いきり!

片づけられない自分を責めずに取り組むことが、環境と心を整える秘訣のようです。

 

【参考】

『感情を整える片づけ』種市勝覺著 (アチーブメント出版)