「ベッドの左側から起きると、朝から一日中機嫌が悪い」って本当?

ダブルベッドのある部屋

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英米では、「ベッドの左側から起きると、一日中縁起が悪い」というジンクスがあります。

“朝から一日中機嫌が悪い状態”のことを、英語で「The wrong side of the bed」と表現するほどです。

朝、ベッドから降りる時に、あなたは右と左、どちらから下りますか?

 

■左側から起きると、機嫌が悪くなる? そのワケ

日本でも、「北枕は縁起が悪い」などと言いますね。これは、お釈迦様が死んだときに、頭が北側にあったことが由来だと言われています。

英米で、左側が“Wrong side”(誤った側)だと表現されるのは、悪魔が天から追放される前、神の左側に座っていたからだとも言われています。

「靴やソックスは右から履く」といったジンクスもこれに由来します。「Right」が右側という意味を持つとともに、“正しい”という意味があるのも、これに由来している、という説も。

これは単なる“迷信”なのでしょうか? それを大真面目に検証したのが、英国のベッドメーカー「Sealy(シーリー)」社です。

 

■むしろ「左側から起きる人の方が気分がいい」という結果に

英国のシーリー社が1,000人を対象に、ベッドの左右でどのように気分や成功に影響を及ぶすのかを調べた結果をご紹介しましょう。

・「左側」から起きる人の場合

まずは、朝の気分。右側から起きる人よりも約4%以上「午前中に気分が良い」という結果に。

また、友だちの数も8%以上多く、仕事を愛している人も8%以上多いのです。仕事から4から10%の売上総利益を得ているからです。

一方、右側から起きる人はどうでしょうか?

 

・「右側」から起きる人の場合

朝の機嫌は“左側”よりも7%悪く、5%以上悲観的で、自分の仕事が嫌いだという人も3%以上多く、仕事から得られる総利益は少なめだというのです。

 

英国の古くから言い伝えられていることは、今回の調査によると間違いということになりますね。

 

■気持ちの良い朝は「7.5〜8時間の睡眠」

今回の調査で明らかになった別の面白いこともあります。

36%の夫婦は1人で寝ることを好むことが分かりました。理由は、半数が配偶者やパートナーのいびきから逃れたいこと、そして1/5は、ただ1人で寝たいからです。

シーラー社の専門家によると、7.5から8時間の睡眠を毎晩とることが何よりも気持ちの良い朝を迎える秘訣と述べています。

 

寒くなってくる今からの時期は、朝なんとなくスッキリと置きられないという人も多いでしょう。

ベッドの左右どちらから下りるかはジンクスの域を超えませんが、パートナーと寝る場所、もしくは寝る向きを変えてもらうことで、少しは変わるかもしれませんよ。

 

【参考】

Is there a wrong side to get out of bed? – Sealy Posturepedic