こんなマンションは気をつけろ!欠陥物件を見抜くためのテクニック(中古物件編)前編

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最近“欠陥物件”という言葉をよく耳にします。

住宅ローンを組んで、やっと手に入れた我が家が欠陥だったら……。そんな欠陥物件を見抜くためのテクニックを、お伝えしましょう。

 

■マンションの「欠陥」って?

欠陥物件と聞いて、ほとんどの人は“建物”の欠陥をイメージします。

しかし、マンションには、建物の欠陥以外にも、環境の欠陥、財政の欠陥、自治の欠陥などがあります。マンションの特徴をしっかり理解することが大切です。

 

■建物の欠陥:資料チェックのポイント

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マンションの場合、建物の「修繕履歴」が残されていることがあります。この修繕履歴を確認することで、これまでどのような建物の問題が起きたかチェックすることができます。

また、10年に1回程度行われる詳細な調査「建物調査診断書」があります。

専門用語が多い資料ですが、一般の方向けに作成された資料なので、建物の問題を総合的にチェックするには最適な資料です。

これら資料チェック時のポイントは“漏水”や“構造”の問題がないかを確認することです。どちらも建物にとって重要な項目なので、キーワードとしてチェックしてみてください。

 

■建物の欠陥:現地チェックのポイント

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建物の欠陥をチェックするのは、専門の人でも難しい作業ですが、誰でも簡単にできるポイントをここではご紹介しましょう。

マンションの欠陥を見抜くためには、専有部(住戸内)ではなく共用部(外壁や廊下などの住戸外)を見ることが重要です。

建物にひび割れがないか、汚れのひどい箇所はないか、材料がはがれたりめくれたりしているところはないかなど、分かる範囲でいいので、時間を掛けてじっくりチェックしましょう。

また、確認が可能なら、屋上もチェックしましょう。大きな水溜りがあったり、綺麗に保たれていない建物は、問題があることが多いです。

 

■環境の欠陥:中古物件のメリットを活かす

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欠陥をチェックする上での中古物件のメリットは、すでに周りの環境が完成していて「住んでみないと分からない」という要素が少ないことです。

例えば両隣や上下階の住民。すでに入居しているので、どんな人が住んでいるんだろう、と確認することができます。積極的に不動産業者や売主に聞いてみたり、挨拶をするなどして、情報収集をしましょう。

マンション内だけでなく、近隣もチェックしましょう。治安や災害情報など、役所や警察署で、教えてくれることもあります。また、インターネットで情報を検索してみることも大切です。

時間帯や曜日による環境の変化もあります。できれば条件を変えて、何度か現地に足を運ぶこともお勧めです。朝と夜だけでも、環境の変化って大きいですよ。

 

まだまだ、チェックポイントはあります。続きは後編でご紹介しましょう。

こんなマンションは気をつけろ!欠陥物件を見抜くためのテクニック(中古物件編)後編