インテリアコーディネーターが教える「暖房温度はそのまま」で、もっと部屋を暖かくするアイディア5つ

Kryvenok Anastasiia / shutterstock

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早くも年末ですね。部屋にいても寒さを感じるこの季節、インテリアコーディネーターの視点からお部屋で効率的に暖かく過ごすアイディアをご紹介します。

 

■ 「階段に暖簾」で、温かい空気を逃さない!

のれんのかかった玄関

Tommy / PIXTA

「のれん」と聞くと、お店の軒先がイメージされがちですが、「暖簾」と書くように、元々は「簾(すだれ)から入る風を遮断する布」という意味。

使い方次第で、暖房効率をグッと上げることができます。

戸建て住宅なら、階段の入り口にのれんを掛けてみてください。暖房で温まった空気を上下階へ逃がさず、効率よく部屋を温めることができます。

マンションやアパートなら、廊下と居室の間に。玄関ドア付近の冷気侵入を緩和できます。

ポイントは、天井から床ギリギリまで届くようなのれんを掛けること。空気を遮断しつつ中央のスリットで人の出入りが容易です。

 

■腰高の窓でも、カーテンは「床まで」

Pavel L Photo and Videov / shutterstock

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冷たい外気は窓ガラスを伝わって室内に入ってくるもの。そこで、冬はカーテンを少し厚手のものに変えてみましょう。

窓とカーテンの間に空気の層を作ることで、冷気が室内に入るのを防ぎ、暖房で温まった空気の逃げも抑えてくれます。

“カーテンの丈”も重要な要素です。

腰高の窓でも、写真のように“床まで届く”丈のカーテンにしてみてくださいね。特に、窓際にベッドを置いている方には、ぜひ試して頂きたいアイディアです。

 

■ラグを敷いて「頭寒足熱」

Graphs / PIXTA

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昔から「頭寒足熱」と言われているように、体を温かく保つには足元が肝心。

床暖房があれば別ですが、フローリングに素足は寒いもの。そこで、毛足の長いラグやキリムなどを敷いてみましょう。

足元のひんやり感から解放されるだけでなく、空間に落ち着きを生む効果があります。

さらに、年始に人が大勢集まって椅子が足りなくても、大丈夫。ラグを敷いてクッションとともにくつろいでもらえば、椅子よりもリラックスして会話が弾むかもしれませんね。

 

■直接肌にふれるものだからこそ、冬仕様に

Africa Studio / shutterstock

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インテリアで“質感”はとても大切。しっとりした手触り、見た目にもほっこりする素材を選ぶだけで、居心地の良いお部屋になります。

中でもクッションカバーをニットやファー、今シーズン流行のベルベット素材に変えてみませんか? 取り入れやすいだけでなく、身体に直接触れるアイテムだからこそ効果大です。

 

■色を変えるだけで、体感温度が2〜3℃変わる

Africa Studio / shutterstock

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人は赤・オレンジ・黄色などの暖色を目にするだけで、体感温度が2〜3℃上昇すると言われています。

寒い時期には、お部屋に暖色を積極的に取り入れてみてください。

暖色のラグやクッションのほか、タペストリーやポスターを飾る、淡いオレンジ色の壁紙をDIYするなど、暖色がそばにあるだけで、あったか効果だけでなく会話の弾む楽しい空間を演出できます。

ただし、ビビッドな赤色などは人を興奮させる作用もあるので、取り入れる面積は控えめに、アクセント程度になるようにしてださいね。

 

いかがでしたか? 早速おうちの中で冷気を感じる場所をチェックしてみてください。インテリアの工夫で、賢く冬を乗り切りましょうね!