朝サウナから始まる!? サンタクロースの本場「フィンランド」クリスマスイブの過ごし方

R.Babakin / shutterstock

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いよいよ、クリスマスの雰囲気満載になってきたこの時期。クリスマス当日やイブはどのように過ごすか、決まりましたか?

まだ決まっていないなら、クリスマスの本場、フィンランド式のクリスマススタイルはいかがでしょう。

今回は、フィンランドに住む筆者がフィンランド流のクリスマススタイルをご紹介しましょう。

 

■フィンランドの12月はクリスマス一色!

サンタクロースが住むフィンランドでは、もちろんクリスマスは大切な日。

「12月」はフィンランド語で「Joulukuu」。直訳するとJoulu=クリスマス、kuu=月という意味で、12月はまさに「クリスマス月」というわけです。

クリスマスがいかにフィンランド人にとって大切な日なのかが分かりますね。そんな大切なクリスマスをフィンランド人はどんな風に過ごすのでしょうか?

 

■サウナ発祥の地ならでは! ビックリするクリスマスイブ

フィンランドのサウナ

フィンランドのクリスマスは24日から26日で、クリスマスイヴが一番大切な日です。家族や親戚、大切なお友達と、家や森の中のコテージで過ごします。

フィンランドはサンタクロースの国でもありますが、サウナ発祥の国でもあり、クリスマスは、なんとサウナで始まります!

家の庭にサウナ小屋がある人はもちろん、マンションでも自宅のシャワールームにサウナがついていたり、住人専用のサウナ室が敷地内に用意されていたりします。

街では電気サウナが主流ですが、コテージや庭先のサウナは、薪をくべて暖める本格的なサウナです。

普段からサウナに入る習慣があるフィンランドでは、1年のうちで最も大切な日であるクリスマスイブの朝に、サウナに入り体を清めることから始まるのです!

 

■クリスマスツリーを用意するのは「24日」の朝

日本では早いところだと11月の終わり頃からクリスマスツリーを飾りますよね。

しかしフィンランドでは、基本的にクリスマスツリーは24日の朝までお目見えしません。意外ですよね!?

森豊かなフィンランドでは、今でも作り物のツリーよりも生のツリーが一般的。

24日の早朝に、お父さんやおじいちゃんが森から木を切って家に運んだり、ツリー用の生の木を購入して飾り付けを始めるのです。

飾りつけられたツリーは、クリスマスが終わったら「はい、さようなら〜」ではなく、年が明けた1月6日まで飾ります。まるで日本のお正月飾りのようですね。

サウナに入り、クリスマスツリーの飾り付けも済んだら、お墓参りに出かける家庭もあります。

 

■クリスマスプレゼントは、24日の夜に開けてしまう!

クリスマスパーティーの様子

24日も夕方になると、キャンドルをいっぱい灯してクリスマスディナーを楽しみます。ディナーが終わる頃には、クリスマスプレゼントは何かなと、ソワソワし始める子ども達……。

フィンランドでは、クリスマスプレゼントは24日のディナーの後に開けるからです。

F3

ディナーを済ませてゆったりお茶やデザートを食べていると玄関のチャイムが鳴り現れるのは、待ちに待ったサンタクロース!

そう、サンタクロースは煙突から家に入るのではなく、律儀にも玄関から登場します(笑)。子どものいる家には、かなりの確率でサンタクロースがちゃんと登場してくれます。

サンタクロースをよくよく見ると隣のおじいさん、もしくは近所のお兄ちゃん、ひょっとしたらパパやおじいちゃんに似ている気がするって? それはきっと気のせいです。

 

今年は皆さんもフィンランド風に、サウナで体をリラックス&スッキリさせてクリスマスイブをスタートさせてはいかがでしょうか?