もったいなくて捨てられない…「粗大ゴミ」を賢く処分する方法

bee / PIXTA

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今や、「ゴミを出すにはお金がかかる」時代。

それが当たり前のこととなりましたね。

ゴミ有料化によって「お金がかかるくらいなら、捨てずに置いておこう」との考えから、どんどんゴミが溜まっていく……という経験がある人もいるのではないでしょうか。

近年では、“遺品整理”や“親家片(おやかた)”といった言葉もブームへとなっています。

これは捨てていいものなのか、まだ取っておくべきなのか。

それを判断するために、まずは、思考を整理することから始めてみましょう。

 

■粗大ごみ処分の前に、頭を整理する

「いつでも捨てられる」と思っていると、なんとなくまだいいか……と、処分しにくいものになってしまうのが、粗大ゴミです。

特に、家具や家電品、おふとんや健康器具などは、「まだ使える」と、ずっと家に居座ってしまいがちです。

自然に消えてなくなるモノではありませんので、なくすためには「何をかけて、何をかけないのか」を前もって決めておくといいですね。

 

・優先順位を決めることが大事

そのモノがあるせいで、困っていることは本当にありませんか?

〇〇があるせいで、時間がかかってる。〇〇があるせいでお金が余計にかかってる。

  • 時間をかける or 時間をかけない
  • 費用をかける or 費用をかけない
  • 労力をかける or 労力をかけない(精神的なも含めて)

本当にこれらの時間・費用・労力をかけてまで取っておくべきモノなのかを1度整理しましょう。

「何かを得るためには何かを手放さないといけない」ものだと思って、時間・費用・労力の優先順位と、その割合を決めておくとよいでしょう。

そして処分した後は、スッキリしたとか肩の荷が下りたなどと思えるような、気持ちの良い手放しかたを行いたいものです。

 

■これが誰かのために役に立つかもしれない、と思うと手放せるかも?

“捨てる”というと、なんとなくもったいないような気もします。だからこそなんとなく手放せないのではありませんか?

「使うかどうかわからないけど、とりあえず置いておく」ものでも、もしかしたら他の人にとってはとてもありがたいものかもしれません。

最近では、こんなリサイクルもあるんです。

・古着を集めて社会貢献

「赤すぐ 古着deワクチン」より

「赤すぐ 古着deワクチン」より

不要な衣料品を送って、途上国の子どもへのワクチン接種代金にあてる活動や、下着を送ることで、乳がん患者の母親を持つ高校生の学習支援活動に使われる取り組みもあります。

「ERUCA 下着de乳スマイル」より

「ERUCA 下着de乳スマイル」より

衣料品も大量となれば粗大ゴミです。送るための伝票購入代金はかかりますが、不要なモノは減り、費用は子どもの命を救うことにつながります。

 

・靴を熱エネルギーに換える(サーマルリサイクル)

「チヨダ 靴の下取りキャンペーン」より

「チヨダ 靴の下取りキャンペーン」より

靴や靴底のゴムの部分には油分が多く含まれており、それを焼却用燃料に有効利用する。また靴と引き換えに商品券がもらえるという仕組みです。

誰かの役に立つなら、ここに置いておくだけよりもいいかもしれない。そう思えれば、手放せるような気がしませんか?

 

■インプットではなくアウトプットから考える

捨てられないモノをもう一度よく見てみてください。

その「モノ」が本当に必要なのは、一時期だけということはありませんか?

人の興味や関心は変わりやすいものです。

粗大ごみができてしまってから、「捨て方」を考えるのではなくて、粗大ゴミができてしまわないように「買い方」を考えるようにしましょう。

大きなモノは、捨てるのにも大きな金額がかかります。

だからこそ、モノを家に入れる前に、処分の時期や方法、かかる費用を考えてから「持つべきか・持たざるべきか」を判断できるようになりたいものですね。

 

【参考】

古着deワクチン – 赤すぐnet

下着de乳スマイル – ERUCA(リンク切れ)

靴から燃料に – 株式会社チヨダ