思いついたら即実行!自由なアイディアがつまった「ブルーの家」

 

「お気に入りのものに囲まれて暮らしたい。」

「映画に出てくるような、おしゃれな部屋で暮らしてみたい。」

そんな風に考える人は多いでしょう。

でも、何から手をつければいいのかわからなかったり、がんばってみてもイマイチだったり、そう簡単なことではなさそうです。

だったら「インテリアの達人のワザ」をお手本にしちゃおう!……ということで、その暮らしぶりをちょっとだけ覗いてみることにしました。

 

■ずっと「家づくり」にあこがれていました

小原さんのお宅は、ご主人と10歳の長女、6歳の長男、そして猫3匹という家族構成。

昔から家づくりに憧れていた……という小原さんは、理想の家を想像しながら図面を描いたり、住宅番組を録画してまで観たりしていたそう。

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念願かなって建てた家の、外観は落ち着いたベージュ色。黒いアイアン製の門扉は、設計を担当した「山川設計」が得意とするデザインで、とても印象的です。

さあ、玄関の先はどのようになっているのでしょうか?

 

■白い壁は自分でペンキを塗って

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室内に入ると、一気に鮮やかなブルーの世界へと誘われます。

「建てた直後の壁は、すべてクロス貼りだったんですが、入居後、部屋ごとに色を選んで、自分でペンキを塗りました。」

もちろん玄関のブルーの壁も、小原さんの手によるものです。

アメリカでの暮らしが長かったという彼女。「自分でペンキを塗る」という発想は、そういった経験から来ているのかもしれませんね。

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玄関を入って正面のセカンドリビンングには、大きなブルーのソファーを配置。

ソファーや棚のような大物の家具は、先に選んでおいて、それに壁の寸法を合わせて設計してもらったそう。サイズがぴったりなので、まるで作り付けの家具のようです。

 

■小原さんの家具選び

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「目のつくところに、生活感を出さないのがコツです。」

モダンな雰囲気のリビング。テレビは階段下に配置し、上手に生活感を隠しています。

照明付きのシーリングファンは、インスピレーションで買ったノーブランドのもの。普通の電気屋さんで見つけたそうです。

ブランドにこだわらなくても、こんなにおしゃれな部屋になるのがスゴイ!

家具は交換が可能なことを重視して、IKEAやF.O.B COOP、francfrancを、積極的に選んだとのこと。

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「でも、ダイニングの照明は廃盤になってしまったので、割れてしまったパーツ部分には、オーナメントを飾っています。」

これはアイディアの勝利ですね。

 

■料理教室も開ける広々としたキッチン

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ベトナム料理の教室を主催している小原さん。教室のために、160cm×140cmという、大きな天板のアイランドキッチンを設置しました。奥に見える、収納力たっぷりの棚も既製品。

「キッチンも、設計と同時進行で家具を決めていきました。」

どうりで、ぴったりとスペースに収まっています。

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8人掛けの無垢材のダイニングテーブルは、青山の家具ショップでオーダー。「食べる場所」として、きちんと独立したダイニングになっています。

 

■それぞれの寝室にも「ブルー」を取り入れて

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主寝室の壁は、ある日思いついて黒く塗ったのだそう。

「色はいいのですが、外壁用のペンキを塗ったものだから、数年経った今もペタペタするんです。」

そう笑いながら教えてくれました。

ロールスクリーンや、天井から下がる手作りのボールで、ここでもテーマカラーである「ブルー」を効果的に取り入れています。

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長女の部屋のテーマは「お姫様」。

クローゼットの前にはブルーの布を張り、ベッドには天蓋を付けました。高い天井にはカラフルな旗を飾り、まるで絵本の世界のような雰囲気になりました。

 

「次はどこを改造しようか、考えるのが楽しい。」

そう語る小原さん。

中庭のデッキを張り替えて、愛猫たちが自由に上り下りできる木を植えよう……既にそんな構想を練り始めているそう。

彼女の自由な発想で、この家は今も変化を続けています。

 

小原さんこだわりのインテリアについて、もっと詳しく知りたい方は、ぜひ「住まいの設計」もチェックしてみてくださいね。

 

撮影/川辺明伸
設計/山川設計