今年こそ貯金したい! 成功のカギは「先取り貯蓄」にあり

bee / PIXTA

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1年の計は元旦にあり。「今年こそ貯金する!」年始にあたり、決意を新たにする方も多いのでは?

そんなみなさんへ、決意だけで終わらない成功するための仕組み作りと心構えについてお話しします。

 

■貯蓄の王道は「先取り貯蓄」

日々のやりくりのなかで余ったお金を貯蓄する。それ自体はNGではありません。

しかし、月によって家計の収支が変動したり、そもそも家計管理ができていないと、結果として、貯蓄できているのかどうかも把握しづらくなってしまいます。

そこでおすすめなのが「先取り貯蓄」

”収入ー支出=余ったお金を貯金” ではなく、”収入ー先取り貯蓄=残ったお金で生活” にするのです。

「先取り貯蓄」のメリットは、最初に仕組みさえ作れば、あとは自動的に貯まっていくことです。

 

■初心者向け「先取り貯蓄」の仕組みはこれ!

【勤務先の財形貯蓄】

毎月の給料やボーナスから天引きで貯めることができます。天引きのため確実に貯められることが最大のメリットです。

勤務先に財形貯蓄制度があれば利用できます。勤務先を通して申し込みをします。

財形貯蓄には、一般財形、財形住宅、財形年金の3種類があります。

住宅取得を考えている方も、「家はまだわからない」という方も、とりあえず財形住宅にしておくのがおすすめです。

財形住宅は目的外の払出でも、一般財形より不利になることはありませんし、後々住宅を取得することになれば非課税メリットが活用できます。

また、どの財形貯蓄でも、1年以上財形貯蓄をしていて残高が50万円以上あれば、住宅取得のため融資(財形持家転貸融資)が受けられます。

融資利率は、5年間固定金利(5年ごと見直し)で、平成28年1月1日以降申し込みの場合、0.78%です。さらに、子育て世帯または中小企業にお勤めの方なら0.2%金利引き下げにより0.58%となります。

 

【銀行などの自動積立】

金融機関の自動積立(自動積立定期預金、自動積立定期貯金など)を利用して積立を行います。

給与振込口座と同じ金融機関で設定したり、振込口座を2つ以上に分けられる場合は、毎月定額が積立用口座にまわるように設定しましょう。

普通預金から自動的に積立用口座へと振替えられ、手間なく貯めることができます。

口座開設のために来店するのが面倒という方は、ソニー銀行やSBJ銀行などネット申し込みが可能なものを検討しましょう。

信用金庫など、ふだんあまり利用する機会がない方も、積立をするなら要チェック。

お住まいの地域で探してみると都市銀行にはない地域密着型ならではのメリットを発見できるかもしれませんよ。

 

■無理のない金額からスタートしよう!

毎月の積立額は無理のない金額からスタートしましょう。意気込んで設定してしまうと長続きできません。まずは、手取りの10%くらいを目標に始めてみましょう。

 

■一番大事なことは行動すること!

積立貯蓄には、この他にもNISAを利用した積立投資貯蓄型の保険商品の活用、確定拠出年金(401K)を利用した老後資金づくりなどいろいろな方法があります。

収益性では、財形貯蓄や自動積立は見劣りするかもしれません。しかし、あちこち目移りして、結局なにもできなかったというのは避けたいところ。

まずは、実際に行動をして貯蓄をスタートすること、これこそが一番大事なことかもしれません。ぜひ、ご自分にあったやり方で「今年こそ貯金する!」を実現してくださいね。

 

【参考】

財形制度について ー 独立行政法人 勤労者退職金共済機構 勤労者財産形成事業本部