いちばんコワイのは火事!「子どもだけで留守番」の時に親が教えるべき防犯対策5つ
春休み仕事をしている筆者にとっては、子どものに留守番をさせることが度々あります。
「日中、もし犯罪や火災などの不慮の事故に巻き込まれたら…」、家にいる子どもをどのように守ればいいのかと、怖く感じる時期でもあります。
今回は、筆者が気をつけている防犯・防災対策のポイント5つをまとめてみました。

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火事&犯罪!子どもだけの留守番での大きなリスクは2つ

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子どもの留守番中に考えられるリスクはさまざまありますが、警備会社ALSOKのサイトなどによると、大きいリスクは以下の2つといわれています。
- 犯罪に巻き込まれる
- 火災などの不慮の事故

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どちらも本当に怖いものです。
ちょっとした準備と、子ども達にルールを徹底させることで回避できます。
では、具体的にどのようにしたらいいのかをご紹介しましょう。
犯罪に巻き込まれないために子どもに教えるべき5つのこと

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強盗や空き巣は、子どもしかいない時期を狙ってということが考えられますので、本当に注意が必要です。
子どもを騙してドアを開けさせる手口は、実に巧妙です。
水道局員だとか、宅配だとかそれっぽい制服を着ていれば見分けがつきません。
子どもには、次の5つを徹底して教え込みましょう(こんなことがあったと、実例を出すと効果的です)。
- 絶対にドアを開けない(各業者になりすまして押し入るケースが起きています)
- 宅配業者などは時間指定をして大人がいる時間帯にお願いする
- 施錠は一緒に確認(玄関だけでなく、小窓なども全てです)
- 帰ってきたときは、誰もいなくても「ただいま」と言う(留守を悟られないのも防犯です)
- 困ったことが起きたら、ドアを開けずに親へ連絡する
こちらも、警備会社ALSOKのサイトに記述がありますので参考にしてください。
上の写真のように固定電話のところに番号を書いて貼るという方法は古典的ではありますが、意外と役立ちます。
いざという時、番号を忘れたり探すのに手間取ったりするからです。
窓からの侵入が怖い場合は、ホームセンターで売られている窓用のアラームをつけるといいでしょう。
痕跡が残りやすいように腐葉土などの柔らかい土をまいておくのもオススメです。

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これらも、筆者宅で実践しているものです。
最も怖い火事を出さないように、火の取り扱いは徹底させる!

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家庭内での事故で怖いのはなんといっても火事ですね。
火と電気の扱いも注意させる必要があります。
子どもが親の留守中に使う暖房器具やポットなどの電化製品は、しっかりと安全性を確認しておきましょう。
ストーブを使う場合は、燃えるものを近くに置かない、持っていかないことが大切です。

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東京消防庁のサイトによると、ストーブによる火災の約7割以上が電気ストーブが占めるといわれています。
日頃から、「燃えやすいものを近くに置かない」「使わないときは電源プラグを抜く」「電源プラグやコードが傷んでいたら使わない」などを教えておく必要があります。

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また、ライターなどを使えないところにしまうことが必要です。
必ず手が届かない場所に置きましょう。
子どもたちは、学校で火災訓練などもやっていますが、火の怖さだけは実際に体験しないとわかりにくいかもしれません。
火事になったらなぜ怖いのか、話し合いましょう。
地震など災害時の避難場所を確認しておくことも大切です。
「万が一の場合は、必ずそこに迎えに行くからね」と約束しておくと子どもも安心ですね。
いかがでしたか。
先も触れましたが、子どもには「困ったことが起きたら、怖い感じがしたら、すぐに連絡」を徹底しておくことが大切です。
親以外に親戚やママ友など力になってくれそうな人の電話番号も書いておくのもいいでしょう。
留守番中に犯罪や災害がやってくるかどうかはわかりません。
しかし、備えあれば憂いなしです! 日頃から声かけをしておきましょう。
【参考】