マンションの共用施設の充実度もチェックした方がいい理由
共用施設が充実しているマンションは、実は、マンションライフの質を高めてくれるものでもあります。
今回は、その中でも「オーディオヴィジュアルルーム(AV ROOM)」についてご紹介します。
この「オーディオヴィジュアルルーム」は、上質な音響空間で映画や音楽をとことん楽しめるAVルームのこと。

まだ寒いですが、桜を飾って春気分を味わっています!
マンションの共用施設というと、豪華なスパやジムなどを思い浮かべる方もいるかもしれません。
またそうした施設が金食い虫だという批判的なネットの記事などを目にしたことがある方もいるかもしれません。
そんな概念を払拭する、マンションの共有施設の活用で趣味が充実し、ご近所さんとの交流関係も保てるメリットをご紹介します。
便利なマンションライフに欠かせない「共用施設」って?

sachinyan / PIXTA(ピクスタ)
マンションの共用施設といえば、キッズルームやキッチン付きのパーティールームなどはよく聞くものです。
子育て世帯の方が使用されていることも多いですね。
でも最近はアラ還、定年退職された世代の方達が趣味を楽しめるような設備も充実してきています。
その一つが、音楽や映画を鑑賞できる「オーディオヴィジュアルルーム」です。
上質な音響空間で映画や音楽をとことん楽しめるAVルーム!
筆者の両親が住む実家のマンションには、共有スペースとして、オーディオヴィジュアルルームが設けられています。

オーディオヴィジュアルルームの入口
完全予約制ですが、マンションの住人であれば誰でも利用することができます。

ロールスクリーンで映画鑑賞会
お酒を含む飲み物や、食べ物の持ち込みもOK!
子育て世帯が誕生日会などをしていることもあるようですが、実家のマンションでは圧倒的に大人だけの利用が多いそうです。

スピーカーなどの音響機器

プロジェクター
ロールスクリーンにスピーカー、プロジェクター……と、この辺りは設置してあって当たり前のものですが、音響設計もなかなかちゃんとしています。
耳の肥えたアラ還のみなさんもご納得の様子でした!
趣味を通じて住人同士の顔や素性もわかるように

kokoromi.com / PIXTA(ピクスタ)
終の住処を考える時、煩わしいお付き合いは面倒ですが、できればご近所さんとは良い関係を保っていきたいところです。
特に大人になると、立場や境遇の違いでなかなか話をすることも難しくなりますが、趣味を通じてだと交流の輪を広げやすいようです。
筆者の両親がいつも参加している映画鑑賞会には美味しいお酒と食事がどんどん持ち込まれ、途中からメンバーのお隣さんにも声をかけて、どんどん人が集まってきて、最後はただの楽しい宴会となっています(笑)。
母はこの会が発足されてから、同じマンションに住んでいる人たちの顔や素性もわかるようになったので、より安心できるようになったと言っていました。

母はよくワインと手料理を持って参加しています
いかがでしたでしょうか。
次の住まいとしてマンションを探されている方は、セキュリティーも大事ですが、共用施設の充実度もぜひチェックしてみてください!