元宅配ドライバーに聞きました!単身女性が顔を見せずに近隣に挨拶する方法
引っ越しの作業がすべてが済み、引っ越し業者が去ったあとにベットの上で「ダ~ッ」と息をつくと同時に、どうも脳裏の片隅で何か引っかかることなどありませんか。
そう、近隣への挨拶。賃貸の場合はずっと住むわけでもないし、それ程重要じゃないと思っていても何故か気になる。
わざわざ挨拶に行かなくとも会った時に挨拶すればいいや、と思っても意外になかなか会わないもの。

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たとえ挨拶が出来てる状況だとしても、もしかしたら関わりを持ちたくないタイプの人もいるかもしれません。
とはいえ、隣にどんな人が住んでいるかはやはり気になるし、お隣さんも越してきた自分がどんな人か気になっているはず。
実は顔を見せずに挨拶をする方法があるんです。
元宅配ドライバーとしての経験を踏まえてお話ししたいと思います。

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生活感を手掛かりに、臨機応変に配達をする宅配ドライバー

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宅配ドライバーは、配達の際、配達先の事情を考慮に入れて配達することがよくあります。
その情報はどこから得るかというと……、
クレームやご要望という声から得る場合もありますが、ほとんどはドライバーが感じた配達先周辺の「生活感」から情報を得ています。
そして、その情報を元に、なるべくそのお宅に合った配達を心掛けていす。

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たとえば、
- 夜になっても洗濯物が取り込まれていない家→平日の夜は帰りが遅いので休日中心に配達を組み立てる。
- ベビーカーが置いてある家→夜分の配達を控える。
- 年配の人が使うカートがある家→チャイムを鳴らした後はもいつも以上に待つ。
- ポストがチラシや郵便物であふれている部屋→転居か長期不在、はたまた事件・事故かもしれないので 出し人、受け人に連絡を入れる。
etc.
これは宅配業者に限ったことではなく、その家、その部屋に訪れた人たちは何かしらの情報を得ようとして家の周辺をチェックしているのです。
生活感を隠すのではなく、あえて演出して見せるのも手段

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一人暮らしの女性にとっては、防犯上あまり生活感を出したくないのも事実だと思います。
ですが、人は勝手に想像して、勝手に想像を膨らませるものです。
そこを逆手に取って、生活感を隠すのではなく、あえて見せることが防犯につながる場合もあるかもしれません。

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オーソドックスな方法ですが、男性の影を匂わせるために、彼氏の服や靴を外に何気なく出して置くのもいいと思います。
彼氏がいない人は……ここは、ハッタリでお父さんの靴などを実家から拝借してドアなど横に立て掛けるのもいいと思います。
各自シチュエーションに応じて演出してみてるのも、ひとつの手かもしれません。