子どもの視力低下も防げる!? 「住まいの照明」を選ぶ時に知っておきたい3つのこと

まちゃー / PIXTA
あなたはコンタクトレンズやメガネを使っていますか? また、いつ頃から使い始めましたか?
あなたのお子さんは?
文部科学省が発表した2015年度の学校健康統計調査によると、小学生の30.9%と、約3人に1人が、「裸眼視力1.0未満」なのだそうです。
この数値は、これまでの調査の中でも1番高い値となっています。また、就学前の子どもの視力の低下も増えているのだとか。
これ以上、子どもの視力を下げないためにも、ママたちは「住まいの照明選び」に知っておきたいことがあります。

子ども向けの照明は多種多様です!
■どうして、子どもの視力低下が増える?その原因は……。
専門家も指摘していますが、子どもの視力低下が増えている原因は、子どもが幼いときから親たちのスマホとタブレットを借りて、使っていることです。
スマホやタブレット、テレビなどの家電にも使われているブルーライトは光がちらつく性質があります。この「ちらつき」が、眼のピントが安定しない子どもの視力を下げる要素を作るので、ママたちも注意が必要です。
1度使ったら病みつきになるスマホやタブレットは、知らぬ間に目を酷使し、目の疲れを溜めてしまいます。
眼科などでも、スマホやタブレットを使うときは、45〜50分使ったら適度な休憩を取るよう促していますが、スマホのゲームにどっぷりはまってしまう子どもは、その制限が困難となっています。
また、今の小学校はICT(情報通信技術)教育が必須となっていて、タブレットの操作を学びます。
「視力が下がるから、スマホやタブレットを全く使わせない」と親たちが考えを貫こうとしても、学校でもタブレットは触れるので、避けても避けられない状況です。
■子どもの視力低下を抑える「照明選び」も念入りに
わたし達、親ができる子どもの視力の低下を抑えることは、家の電球の現状と子ども生活導線を確認し、照明や電球の見直しです。
今の住まいの状況をより深く知ると、視力低下を抑えるためにすることも洗い出されることでしょう。
特に照明は、従来使っていたものから、子どもの眼に優しい照明に変えるだけでだいぶ違っています。

電球を選ぶ時は電器屋さんでアドバイスを聞きましょう!
■子どもの眼に優しい「照明」の選び方のポイント
皆さんもご存じの通り、照明には大きさ・形・色も様々で、どんな照明が自分たちの住まいに相応しいか、正直のところ、迷ってしまいますよね。
ここで、照明の選び方のポイントを次の通りまとめました。
・眼に負担になる「ブルーライト」を軽減した照明を選ぶ
・食事や家族団らんするリビング&ダイニングの照明は”リラックス”をテーマに、自然に近い照明を選ぶ
・子どもが過ごす部屋の照明の色温度は、文字がくっきり見える「6200K」を選ぶ

同じ照明でモード切替ができる頼もしいリモコンです!
最近の照明の機能も充実し、節電はもちろんのこと、同じ照明で”昼白色”と”電球色”の切り替えもできます。
また、リビングやダイニング全体を照らす電球も、リビング学習の時と団らん時の設定もできるようになっています。
ママたちが照明などの見直しなど、早めの視力低下の対策すれば、子どもの視力低下に歯止めをつけることができます。
メガネやコンタクトがある現在でも、視力が悪いと、生活面で不自由も少なからずあります。
スマホやタブレット操作や勉強読書の時間には休憩を取り、目を労るようにしましょうね。
【参考】