はっか油、使いこなせてる?『はっか油の愉しみ』体験レポート【すぐできる編】

2014年の刊行以来、ロングセラーとなっている前田京子さんの著書『はっか油の愉しみ』(マガジンハウス)をご存知でしょうか。

はっか油愛用歴20年近くという著書の前田さんの体験やエピソードを交えつつ、「はっか油を知らない」「使いこなせていない」という方に向けた、暮らしに役立つ様々なはっか油レシピを紹介しています。

はっか油

tycoon / PIXTA(ピクスタ)

筆者は「はっか油を持っているけど使いこなせていない派」のひとり。

前編では『はっか油の愉しみ』から、はっか油を手に入れたらすぐに試せるおすすめレシピを4つご紹介します。

 

「はっか」は昔から身近なハーブだった

ミント

Dionisvera / PIXTA(ピクスタ)

はっか油は和種ミントを蒸留して抽出して作られる天然のオイルです。

前田さんは「はっかの香りが苦手」という人に出会ったことがない、と言います。

歯磨き粉やガム、湿布やリップクリームなど、「はっか」は意識しなくても日々取り入れている、とても身近なハーブです。

ご存知かと思いますが、「はっか」とは「ミント」という英語の翻訳なので、意味は同じです。(種類は多数あります)

 

はっか油はどこに売っているの?

はっか油は薬局、ドラックストアやネット通販で購入できます。

筆者は北海道の友人おすすめの「北見通商 ハッカ油」を以前から持っていましたが、この度「大洋製薬 ハッカ油」を新たに購入しました。

はっか油

遮光のために箱で保管

ほかにも「お風呂の愉しみ はっか油」(太陽油脂)、「健栄製薬 ハッカ油」など何種類か出回っています。

メーカーによって微妙に香りの違いがあるので、お気に入りを見つけてくださいね。

 

1.初心者さんにおすすめなのは「はっか油のマスク」

マスクは感染症予防や花粉症予防になくてはならないアイテムです。

時々煩わしいなと思うマスクですが、「はっか油のマスク」は装着するのが愉しみになる驚きのマスクですよ。

はっか油

材料

  • ハッカ油
  • マスク(適量)
  • コットン1枚
  • ジップロックなどの密閉できる袋1枚

 

【つくり方】

1.コットンにはっか油(5滴)を垂らしジッパー付ビニール袋に入れる。

はっか油

2.コットンにマスクの肌に当てる面が直接触れないよう気をつけながらマスク(10枚)を袋に入れる。

3.袋に軽く空気を入れ、封をする。

はっか油

1時間以上置いてからマスクを使ってください。

 

コットンはティッシュペーパーを折りたたんだものでも代用できます。

「はっか油のマスク」は鼻通りが良くなり、爽やかな香りで呼吸するのがとても気持ち良いです。外出時はもちろん、おやすみマスクにも最適です。はっか油は揮発性があるので、徐々に香りが薄くなったらコットンにはっか油を追加で垂らしてください。

 

余談ですが、つい先日のこと。

某所の手続き待ちで隣に座った中年男性が、マスクを取り出しはっか油を直接3滴振りかけました。

筆者はその場で「はっか油」愛用者へインタビューしたくなりましたが、その光景を見守るにすぎませんでした。

製品が梱包されている箱ごと携帯しているようで、ボロボロになった「はっか油」の箱からして筆者よりずっと愛用歴は長そうなミスターミントさん。なんだか先輩に会った気分になりました(笑)

はっか油をマスクに使う場合は直接振りかけると刺激が強すぎるので、前田さんのレシピがおすすめです。はっか油の節約にもなりますよ。

 

2.マスクを付けられない時に…「はっかのコットン(ボール)」

上記のマスクは風邪や花粉の時にとっても重宝します。

でも、外出時にどうしてもマスクを取らなければならない時などにはこちらがおすすめです。

材料

  • ハッカ油
  • コットン

 

 

【つくり方】

画像のように、コットン1枚にはっか油2~6滴を含ませるだけです。(ティッシュペーパーで代用可)

はっか油

ストローをスポイト替りに使っています

使い方は、はっか油が直接皮膚につかないよう注意しながら服やインナーの見えない部分に挟みます。位置は胸元あたりに忍ばせるとよく香ります。

ただ、汗をかくとコ ットンがぬれ、はっか油が伝わって肌に刺激になることもあるので要注意。

夏場は屋内での使用がおすすめです。30分後くらいから体温でゆっくりはっか油が揮発して、鼻通りや呼吸が楽になります。

筆者の持っている「北見通商」のものは、ほんのり甘い香りなので、コットンには北見。

スースー感がはっきりわかる「大洋製薬」はマスク用、と使い分けています。

 

3.「はっか水」でのうがいは驚きのさっぱり感。口腔ケアをより愉しく!

上記2つは呼吸しながらはっか油を取り入れるレシピでした。

はっか油の爽快感に慣れてきたら王道の「はっか水」を作って、より深くはっか油を体感してみましょう。

はっか油

材料

  • ハッカ油
  • シェイクできる深めのふた付容器
  • 水1カップ

【つくり方】

冷たくない水道水1カップにはっか油1滴をたらし、シェイクするだけ。

はっか油

はっか水は口をすすぐマウスウォッシュに最適です。たった1滴のはっか油の存在感に驚きますよ。

甘くないので市販のマウスウォッシュよりスッキリ感があり、歯を磨く時間がない時は、はっか水のうがいだけでもサッパリします。

食べ過ぎや胃もたれするときは、はっか水を少量飲んでも大丈夫だそうです。

はっか油は食品添加物としても販売されており、健胃効果もあると言います。

作りたてより時間を置いた方が、はっか油の角が取れマイルドになります。

 

4.「はっか水」の応用編。苦手な家事もやりたくなる?

水道水+はっか油で作ったはっか水が、アイロンがけや窓ふきといった面倒な家事にも活躍します。

材料

  • ハッカ油
  • スプレーボトル(100CC以上入るもの)
  • 水100CC

 

 

【レシピ】

スプレーボトルに水道水100CCとはっか油5滴を加えよく混ぜるだけ。

はっか油

はっか油

混ぜたては白濁した薄氷のようです

アイロンがけの際に使えばリネンウォーター。窓掃除に使えばガラスクリーナー。

はっか油

はっか油

スプレーから吹き出たはっか水の爽快な香りは頭をスッキリさせ、面倒な家事もはかどりますよ!

いかがでしたか。

前田さんがはっか油への恋文として綴った本書。

はっか油

体感した読者は、はっか油の魅力をもっと知りたい、もっと伝えたいとしみじみ思うことでしょう。

筆者もすでに「NO MINT NO LIFE」です!

次回はハッカ油の魅力をさらに深く感じられる、ひと手間掛けたレシピをレポートします。

参考:『はっか油の愉しみ』前田京子著(マガジンハウス)