建築条件付の見積書【新宿に建売住宅の値段で注文住宅を建てて住んでいます】

こんにちは。新宿に注文住宅を建てて暮らしている鳥と申します。

スタイリッシュな注文住宅をイメージしているのに、よくわかっていないまま、建築条件付きへの自動エスカレーターに乗ってしまった鳥夫婦です。

鳥

※ 過去の記事を読む

 

希望が確定していないと押しに弱くなる

とりあえず契約を締結するにあたり、住宅ローンの仮申請を通す必要がありました。

そのためには間取図のたたき台を作り、見積りを算出しなければなりません。

この頃のことは、もう数年前のことですし、詳細なやり取りについては覚えていません……。

ただ、自分だけが四ツ谷に執着しているまま、現実がどんどん新宿の建築条件付き物件に向けて進められていくのを傍目に見ながら、

「引き返すなら今だ」
「でも四ツ谷でいい土地が見つかるとは限らない」
「この新宿の土地を選ぶ方がマトモな選択なのだろう」
「でも本当にこの仕様の家でいいの? この仕様の家に大金を払うの?」

と逡巡していた感覚は良く覚えています。

鳥

鳥夫が興味あるのは土地(立地)だけだったので、家(上物)に対する希望イメージはありませんでした。

だから家のイメージや仕様については、鳥の感覚にかかっていたのです。

「建築条件付きだから、いざとなったら白紙解除できるし…」という甘えの気持ちがあり、結局、鳥は周囲に流されることを選択してしまいました。

ただ関係者が動いてくれればくれるほど、「私のワガママで白紙解除なんてそう簡単に言えそうにない…」というプレッシャーが積み重なっていきました。

そんなやる気のない状態のまま、とりあえずの間取図ができて、見積があがってきてしまいました。

 

建築条件付きの見積書にビックリ

間取図たたき台のざっくりとした条件は以下です。

  • 3階建て+搭屋(ルーフバルコニー付き)
  • 延床面積は約30坪

そして出された見積書がこれです。

見積書

2行目以降はすべてオプション。つまりオプションなしで建てれば1,650万円で建つということです。

やはり建売仕様(かつ数棟同時着工)ですから安いですね。ここに土地の利益も入っているのですから、実際はもっと安い見積書のはずです。

…と、今でこそ感触がつかめますが、当時の鳥夫婦はこれが安いのか高いのかもわからない状態でした。

でもこの見積書を見て唖然としました。

  • 「1.本体工事」が1,650万円という大金なのに、内訳がブラックボックスなの?
  • キッチンの3枚引戸が40万円もするの?
  • ユニットバスのサイズを上げるだけで35万円も変わるの?
  • 洗面化粧台をワンサイズ上げるのと、床暖房取りやめが、ほぼ同じ値段??
  • ルーフバルコニーは雨漏りしやすいというけど、この175万円の仕様って、どのレベルの施工なの?

とりあえずこの家の仕様でこの金額って、妥当なの??

数百円の日用品でさえ、ネットで一番安いサイトを探して、送料もチェックして買うタイプの鳥夫婦にとって、この見積書はあまりに受け入れがたいものでした。

 

営業Sさんになけなしの抵抗

鳥

ざっくりの間取図による見積額2,027万円に、消費税8%をかけると、2,189万円です。

土地代約3,500万円に、この上物約2,200万円で、合計約5,700万円。諸経費を入れたら約6,000万円。

もともとSさんには、「予算は諸経費入れて5,500万円まで」と伝えてあったのに……。

不動産屋には、最初から1~2割引いた予算を言えと言われるそうですね。

こうやって予算オーバーの物件を勧められてしまうから。

鳥

無事ローンの仮審査は通ったので、いよいよ鳥夫婦は土地契約を迫られました。

土地(立地)が強く気に入ったため契約したい鳥夫。

契約を急かす営業Sさん。

鳥だけが抵抗勢力。ああ、みんなに迷惑をかけている、どうしよう……

と焦っていたのですが、ふと気づきました。

  • 四ツ谷じゃなくなっている
  • 予算から大幅にオーバーしている
  • 既製品だらけの建築条件付き

…なんかSさんのシナリオ通りに進んでいるだけじゃん……?

…なんかイライラしてきた……

ということで、

「土地代100万値引いてくれるなら、(どうせ白紙解除付きだし)契約するけどォ」

とちょっと困らせてやることにしました。

 

■この連載の一覧を見る