賃貸でもできる!マステを使って「原状回復できる」壁紙の貼り方
この春、新生活のために引っ越した方も多いと思います。
引っ越しが一段落すると、お部屋をおしゃれに飾りたくなりませんか?
家具もいいけど、壁紙がかわると、部屋の印象はグンと変わりますよね。
「でも、賃貸ではそんなの無理だし……」と諦める必要はありません!
今回は、通常の壁紙をつかって、原状回復できる壁紙の貼り方をご紹介しましょう。
■これがたったの1時間!?
まずは、ビフォーアフターをご覧下さい。

Before

After
このくらいの面積だと、慣れた人であれば、ざっと1時間ほどで作業が終了します。
しかも!元の壁紙を痛めず、簡単にキレイに剥がせます。
その方法とは……。
■ポイントは、最初に使う、マスキングテープ!
原状回復出来る壁紙の貼り方、そのポイントは、マスキングテープ。
100均やホームセンターに売っている、一般的なマスキングテープを使用します。
マスキングテープはノリの接着力が弱く、剥がした時に元の壁紙を痛めません。
写真の様に、ざっくり貼ります。
空気やシワが気になる場合は、細かいピッチ(間隔)で貼りましょう。作業時間は増えますが、仕上りがキレイになります。
■マステの上に、両面テープを貼る!
次に登場するのは、両面テープです!
マスキングテープの上に貼って下さい。
これも100均やホームセンターに売っている、一般的な両面テープを使用します。

(両面テープ)
写真の様になります。
実はたいした道具も労力も使ってませんよね……でも、これで作業の半分は終了です。
後は簡単!この上に壁紙を貼るだけです。
■スタートの位置だけ慎重に!
壁紙を貼る時は、最初の位置決めで、全てが決まります。
スタートの位置が曲がっていると、ゴールまでずっと曲がったままです。5mmのズレが、何cmにも広がってしまいます。
初めて挑戦する人は、誰かに手伝ってもらい2人で作業した方が良いでしょう。
スタートの位置が決まれば、後は一気に貼るだけです。
空気が入らない様に、平らなもので全体を押さえつけながら貼りましょう。版画の「バレン」の様なイメージです。
1番下まで貼ると、壁紙が余ります。余った壁紙は、定規で押さえながら、カッターで切りましょう。
■コンセントがある場合の処理方法
コンセントは、カバーを外して中の金具ビスを少し緩めます。
ここで注意! 金具ビスは外さず、緩めるだけにしましょう。
外してしまうと、中の配線が出て来て元通り収められなくなる場合もあります。

(緩めた状態の金具ビス)
金具を緩めたら、壁穴のラインで壁紙を切ります。
形状通りにきっちり切れなくても、コンセントカバーが一回り大きいのでうまく隠れます。
■楽しみながら貼ろう!
最後の1列の木目を90度回転して貼ってみました。
例え賃貸でも自分の部屋なので、好きな様にアレンジして楽しみながら貼って欲しいですね。

(完成した仕事部屋)
失敗しても、簡単にマスキングテープごとキレイに剥がれるので安心です。
しかも、壁紙自体は安いのです。写真の壁紙は7m購入して2,800円ほど。
みなさんも是非、失敗を恐れずに壁紙貼りに挑戦してみてくださいね。
家具選びだけでは得られない、ワンランク上の模様替えが出来ますよ。