不動産

sumai編集部員

マイホームを建てるならハウスメーカーの家。ここがスゴい!5つのポイント

ポイント4. 施工技術がハイレベル

工事関係者確保の差が経営規模の差でもある

ハウスメーカーであれ、工務店であれ、建物の施工に携わるのは大工や職人などの工事関係者であるのは変わりありません。

大工工事

TATSU / PIXTA(ピクスタ)

しかし、その中身や施工の体制のあり方は大きく異なり、その点が両者の大きな違いになって現れ始めています。
というのは、現状では人手不足のため工事関係者の確保が難しい状況となっているから。

理由は、関係者の人口減と高齢化、さらに東日本大震災の復興と東京オリンピック・パラリンピックへ向けた建設需要の高まりがあります。
この状況の克服に、ハウスメーカーと工務店では、人材確保にも差が出始めているのも事実。

そこで、ハウスメーカーと工務店の施工体制について比較してみましょう。

ハウスメーカーimg8

・ハウスメーカーは独自の施工部門を持ち、年間契約で工事関係者を確保しているため、人材不足になりにくい構造。
施工の省力化といった取り組みも行い、その点でも人材不足を補っているのです。

・工務店は、現場ごとに関係者を確保することが普通で、人材不足の影響を受けやすい構造であることが多い。
腕のよい施工者は今、建設業界では引く手あまた。
そのため、経験不足の施工者も増え、引き渡し期日の遅延のほか、騒音の問題などによる近隣住民とのトラブル、最悪の場合は欠陥工事の発生が懸念されます。
いくら性能が高い住宅を謳う住宅事業者でも、人材確保が不十分ならその性能は保証できなくなる可能性も高いのです。

 

大工や職人の教育を徹底し、技量向上にも努めている

ハウスメーカーの場合は、大工や職人の教育や研修による技量向上にも努めて、施工品質のチェックについても、しっかりとした管理体制があるのが普通です。
住宅建設には人が関わる部分がまだまだ多く、このような施工面も含めて依頼先選びを心掛けたいものです。

ハウスメーカーの “施工”はこんなところがハイレベル !

(施工体制)
各社に独自の施工部門がある

(品質)設計通りの性能。品質管理が徹底された施工による

(工期厳守)
ユーザーは仮住まい費用の増加など、 余計な費用がかる可能性が少なくなる

(近所への配慮も行き届いている)
職人教育も徹底されており、現場管理がいい加減で近隣に迷惑をかけることはない

 

ポイント5. アフターフォローの充実

リフォームも含め将来の 生活の変化しっかり対応

住宅事業者との付き合いは、引き渡 しまでよりも、引き渡し後のほうが圧倒的に長くなります。
だから、アフターフォロー体制のメリットやデメリットを含め「建てたあと」のことも重視したいところ。

基本的には、どのような事業者でも長期点検や保証制度、アフターメンテナンスの体制があるが、その中身はハウスメーカーと工務店では大きな違いがあります。

アフターメンテナンス

YsPhoto / PIXTA(ピクスタ)

いちばんの相違点はハウスメーカーの場合は将来的にも倒産する可能性が低く、アフターフォローの体制が継続されやすいということ。
これは経営規模の違いによって差が出てきます。

ハウスメーカーimg9

また、アフター体制が確立され、年中無休で迅速に対応するハウスメーカーが増えてきました。
長く住んでいるとライフスタイルに合わせたリフォームが必要になるケースもある。その際の依頼先選びは大変で、安易な業者選びが欠陥工事や詐欺などの事件に発展しやすいのも事実。

ハウスメーカーでは近年、リフォームへの取り組みも強化し、提案レベルも高まっています。
建物の構造などについて詳細に理解しているハウスメーカー系の事業者に依頼することは安心で、より快適な生活を送れるようになるでしょう。

ハウスメーカーのアフターフォロー

(長期点検&保証制度)
制度がしっかりと構築され、しかも確実に実行される

(窓口対応)
担当営業が退職・辞職しても関係性が引き継がれ、対応される

(住生活サービスのメニューが豊富)
転居や売却に関する相談ができる。
最近はお掃除などの 生活そのものや省エネアドバイスなどの展開も

(災害時の対応)
全国ネットワークのサポートにより、災害時の復旧・復興がしやすい

(中古住宅としての流通性)
売却時の資産価値が一般的な住宅より高くなる

 

【まとめ】 だから、ハウスメーカーには総合力がある

ハウスメーカーにはこのほかにも、資金力があるため着工中に倒産するという心配が少ない、補助金制度・土地・住宅ローンな どの情報提供力、資産活用など事業内容の幅広さなどの特徴があります。

なかでも注目してもらいたいのが、「災害時の復旧」と「復興の対応力」について。

pixelcat / PIXTA(ピクスタ)

地域の工務店では自らも被災者になっているため、対応に遅れが出てしまいがちですが、ハウスメーカーは全国規模のネットワークを持っているので、それらを活用して、比較的早くから災害対 応をスタートできるのです。

万が一の際にはきっとオーナーの力になり、勇気づけてくれるでしょう。

これらは一言でいうと、企業の「総合力」。
でも、「だからハウスメーカーで建てましょう」ということではありません。

ハウスメーカー

cba / PIXTA(ピクスタ)

地域の有力工務店・ビルダーには、ハウスメーカーのそれに近い、あるいはある分野においてはハウスメーカーを上回る体制を構築している企業もあるのです。
また、ハウスメーカーといっても、様々な規模、性格(得意・不得意)があり、一様ではありません。
あくまで伝えたいのは、住まいづくりには疎かにできないチェック項目が、少なくともこれくらいはあるということです。

イラスト=サンダースタジオ

 

pfofile


田中直輝さん
早稲田大学教育学部を卒業。
約10年間にわたり住宅業界専門紙・住宅産業新聞社に所属。
現在は、「住生活ジャーナリスト」として住宅のほか、不動産業界も含め広く取材。
オールアバウトの「ハウスメーカー選び」ガイドとして、一般の人向けに住まいづくりの情報提供も行う。

 

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