家の悩み、聞かせてください!

「家の悩み、聞かせてください!」港区・檜町公園でリサーチ!(後編)

人の数だけ、家に関する悩みはある。

誰かの悩みに耳を傾ければ、あなたの生活をもっとよくしてくれるヒントが隠れているかもしれません。

そんな期待を胸に、道行くあの人この人にリサーチしちゃいました。

前編に続いて、「家の悩み、聞かせてください!」後編をお届けします。

まだまだあります!檜町公園に集う人々の家の悩み

檜町公園

園内の池はのんびりとした雰囲気。人々もゆっくりくつろいでます

前編でもさまざまな人にお話を聞きましたが、やはり家のお悩みは皆さんなにかしら持っているよう。

そこで、引き続き担当編集・君島とともにお話を聞いてみることに。

 

6.Wさん(60代)「私も夫も片付けが苦手で…」

Wさん

Wさん(60代/主婦)。夫と2人暮らし。千葉県佐倉市在住。一戸建てにお住まい

「家はおおむね気に入ってるんです。特にリビングは日当りもよくて」と微笑むWさん。

ただ「家に関する悩みではないかもしれませんが……」と、小さな声で続けた。

「私も夫も片付けが苦手で、家が本で溢れてるんです。家を建てるときに収納スペースはたっぷり取ってもらったんですけどね」。

部屋の壁の両面に作った収納棚はもちろん満タンで、これ以上は入らない。

その後は押し入れの空いているスペースに本を収納し、現在は普段使わない和室の床に本や雑誌が平積み状態になっているそう。

いわゆる“積ん読(積むばかりで読まない)”状態ですね!?

「読まない本を処分して、その後残った本を収めるスペースを作らなくてはと何年も思ってます。もう、どこから手をつければいいのやら」

電子書籍を活用していても、意外と紙の本が部屋からなくならない……と日々感じる筆者には身につまされるお悩みだった。

 

7.TMさん(30代)「港区の家賃は高い!でも離れたくない理由も…」

TMさん

TMさん(30代/主婦)。夫と2人暮らし。東京都港区在住。賃貸マンションにお住まい

「悩みはやっぱり家賃の高さですね」と即答するTMさんだが、今住んでるマンションを離れたくない理由があるらしい。

「今の家、長く住むと1年ごとに1フロアずつ上階に移れるんです。そのたび家賃は1万円上がりますが、同じ港区の他の物件に比べると割安で、なかなか離れられないんです」

六本木はオシャレなショップや飲食店が多いイメージが強いが、実は手頃な価格帯のスーパーもあるのだそう。

また3DKの家に暮らす中で思うのは、広くない部屋がたくさんあるより、大きな部屋が一つあって寝室だけ別にある空間の方が便利だということ。

「お気に入りは広いリビングダイニングとキッチン。ガスコンロが5口もあるんです。多すぎて使い切れてませんけど(笑)」。

ついつい羨望の眼差しを向けてしまった筆者でした……。

 

8.MOさん(36歳)「上海にいた頃は100平米以上の家だったんですが…」

MOさん

MOさん(36歳/不動産)。夫・双子の4人暮らし(おなかの中にもう1人赤ちゃんが)。東京都港区在住。分譲マンションにお住まい

「今の家の悩みは狭さ! 私が四国出身で広々とした戸建てに住んでいたのと、上海で6歳の双子を生んだときは100平米以上の家に住んでたからでしょうね」。

今のマンションは新築で、購入時には壁面収納を4か所に設置したそう。

また、「見えるところに物は置かない」と決めることで、のびのびと過ごせる空間をキープしています。

「食洗機なども付けたので快適です。ただ、浴室乾燥とミストサウナ機能を備えた“ミスティ”だけは、旦那が許してくれなかった……(笑)」

美意識の高さはさすが港区在住の女性!?

ワーキングマザーのMOさんが日々実感するのは、港区の子育てのしやすさ。

保育園の時間も融通が利く上、病児保育などり利用もしやすいそう。

待機児童のお悩みも周りからもあんまり聞かない、とMOさんは教えてくれた。

 

9.たかぎまことさん(30代)「単身者向けマンション特有の設計が悩み」

たかぎまことさん

たかぎまことさん(30代/IT関係)。1人暮らし。東京都港区在住。賃貸マンションにお住まい

声を掛けたときノマドワーク中だったたかぎさん(お仕事中にスミマセン!)。

家の悩みをたずねると“キッチンの狭さ”と即答。

「コンロは2口あるので助かりますが、食洗機を置くことを想定したつくりではないので、結局、食洗機は冷蔵庫の上に無理矢理置いてます」

一方で、“六本木”という立地の良さにはとても満足していて、家賃はそこまで気にならないらしい。

「1Kで広さは8畳程度なのですが、収納が多いのは気に入ってます。本や趣味の登山の道具などが収まるので、すっきりとした空間を保てています」。

 

10.Yさん(60代)「家の悩み?なーんにもない!」

Yさん

Yさん(60代/美容関係)。1人暮らし+犬。東京都新宿区在住。分譲マンションにお住まい

今回の突撃取材でいろんな人に出会いましたが、中には“悩みがなーんにもないない”という方も。

「家の悩み? なーんにもない! 今の家? すごく満足してるわよ」と愛犬のトイプードルのミッシェルちゃんをなでながら、ハツラツとした表情で答えてくれたYさん。

聞けば、今住んでいるマンションはリフォームして「収納だらけの家」にしたという。

なぜ“収納だらけ”にしたのか、その理由をたずねると…。

「ずっと一軒家に住んでたんだけど、事情があってマンションに住むことになり、広さもそれまでの半分以下に。だから壁面収納をつくってぜ〜んぶ物を入れられるようにしたの。お掃除もすごく楽で大満足ですよ」。

ミッシェルちゃんもツヤツヤの毛並みで、どこか誇らしげな表情に見えた。

 

檜町公園

いかがでしたか。今回の取材を通して感じたのは、家の悩みは“十人十色”ということ。

誰かの家の悩みを聞くことで、少しでも家探しや家づくりのヒントが見つかれば幸いです。

ご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました!

 

イラスト 高垣秀雄