無駄使いさせない!「お小遣い」のルールを決める時の注意点とは?

子どもへのお小遣いをどうするかという問題は、大きな悩みの一つではないでしょうか。

あまり多すぎてもよくないし、あまり少なくてもかわいそうだし……。

なによりも大切なのは「家計の状況に合わせる」ということです。

それを踏まえた上で、子どもにお金の使い方や大切さを導いていきましょう。

小遣い

zon / PIXTA(ピクスタ)

 

お小遣い制にするメリットは「金銭管理能力」をつけるため

子どもとお金

HIME&HINA / PIXTA(ピクスタ)

子どもが自立するときに必要な力のうちの一つに「金銭管理能力」があります。

しかし、これを教えるのが難しいので悩んでしまう方が多いのではないでしょうか。

お小遣いを利用することで、金銭管理能力の勉強になります。

筆者は隂山英男氏の著書『学力は家庭で伸びる―今すぐ親ができること41』を参考にしました。

それによると、注意しなければならない点が2つあるといいます。

  1. 身の丈に合ったお金の使い方
  2. 無駄遣いをしない

そのためには、お小遣いだから何に使ってもいい、なくなったら親にもらえばいいということにならないように、ルールを設ける必要があります。

 

お小遣い制のルールはシンプルにした方がわかりやすい

お小遣い帳

筆者の子どもがつけているお小遣い帳

中1の長男と小5の長女に実施しているお小遣い制をご紹介します。

ルールは、子どもが理解しやすいように、以下のようにシンプルにしています

<お小遣い制のルールを決める>

  • お小遣い帳を必ずつける(お小遣いを渡すときに親がチェック)
  • 1つのお手伝いが10円(やり方が工夫されているなどの時は増額・甘い場合は減額あり)
  • 月に1度まとめて渡す(何のお手伝いをしたかは毎回自己申告制)
  • 学用品は親が出し、お小遣いは自分の必要な物を買う
  • お年玉などの臨時収入があった場合は、話し合って最低半額を子どもの預金に入れる

それぞれ小学1年の時から行っています。

著者が定額制にしなかったのは、以下の2つが大きな理由です。

  1. お手伝いを覚えさせること
  2. 働いたらお金がもらえることの理解(自分で稼ぐことの疑似体験)

お小遣い帳をつけさせることで、「何を買って」「いくら残っているか」が親子共に一目でわかります。

また、お小遣いを渡すときに、お財布に残っているお金とお小遣い帳の金額が合っているかをチェックしてから渡しますので、計算ミスをしていないかを一緒に確認することもできます。

お金が足りなくなってしまうような月があった場合は、子どもと話し合って何がいけなかったのかを探ります。

そして、足りないからといって臨時に与えることはしないようにすることがポイントです。

駄菓子

あすか / PIXTA(ピクスタ)

著者宅も始めたばかりの頃は、うれしくてお菓子などを買いに走り、早々になくなるということがありましたが、ここ数年は少なくなりました。

振り返りを親子ですることで、「今から買う物が無駄遣いかどうか」を子ども自身に考えさせることに繋がります。

 

お小遣いの見直し時期は学年が上がるときがベスト

小遣いをおねだり

よっし / PIXTA(ピクスタ)

お小遣いの見直しの時期は、学年が上がるときがいいと思います。

学年が上がる時に見直すという目安があると、親子共に1年を振り返って、使い方などから見直すための話し合いを持ちやすくなるのではないでしょうか。

見直し時期は、何らかの区切りを親の方から最初に提示しておきましょう。

例えば、中学生になったら定額制にするというような具合です。

このように労働制から定額制に切り替えるような場合も、各家庭の経済状況で決めるようにするとうまくいきやすいです。

子どもに「○○くん(ちゃん)はたくさんもらっているよ」などと言われても、子どもの意見に惑わされることがなくなります。

 

いかがでしたか。

何が正解かというものはありません。

各家庭に合ったルールを設けて、子どもが金銭感覚を身につけられるように導いてあげることが重要です。

皆さんのお宅でも「身の丈に合ったお金の使い方」と「無駄遣いをしない」という2つの観点を考えながら、話し合いをして決めていきましょう。