夏はリュックを背負うと背中が熱い!100均アイテムを使った解消法とは?
リュックサックやバックパック、要は背中に背負うタイプのバッグですけど、春から夏にかけて背負っていると、バッグと背中が触れている部分に熱がこもって熱くなりませんか?
特に自転車を日常生活の足として使う場合、夏場のこもり熱と背中から溢れてくる汗はストレス以外の何ものでもありません!
- バックパックと背中の間に熱がこもると暑いです(※写真は、知らないおじさんです)
Amazonで検索すると、バックパックと背中との間に隙間を作る背負子のような製品や、USBのファンで背中に風を送る製品が売られていましたが、高いです。2,000円以上する。
ということで、100均ショップのアレやコレやを組み合わせて、暑さ対策グッズを作ってみました。
背中を冷やすなら、やはり「保冷剤」でしょ!?
介護施設で働いている現役介護福祉士の筆者。
先日、夜間に38℃以上の熱が出て唸っていたご利用者様の熱冷ましにと、「熱冷まし用保冷まくら(商品名:アイスノン)」を使ったのですが、そこで突然閃きました。
こ、これだ!
翌朝、夜勤明けの眠たい目をこすりながら、いつものセリアではなく、職場にほど近いダイソーへと向かいました。
早く着きすぎて、時間調整のために近くのファミレスに入ってモーニングセットを食べながら、何が必要か考えました。
- 保冷剤……ハードタイプもあるけど、凍らせても柔らかいままの製品があったはず。
- 保冷剤を入れる袋……いろいろあるけど、見た目的にも涼しげなメッシュタイプがいいのでは?
- 留め具……懐かしの単語帳に使っていたりするリング状のものとか、カラビナとか、ヒモとか。
などとぼんやりした頭で想像しながら、いつの間にかローストビーフのサラダと厚切りパンのセットなどという小洒落たメニューを食べ終わり、いざダイソーへ!
ちなみに、ここまでで早くも800円以上の出費です!!
組み立ては超簡単
まずは、「COOLER GEL」という名の保冷剤。
重さは、なんと1kgあります。早速、冷やすために冷凍庫へ突っ込みます(冷えるまで10時間くらいかかるらしい)。
この保冷剤のサイズにぴったりだったのが「あっ! きれい! マイクロファイバーで拭けるiPadケース」です。
このケースの四隅に「カードリング」をぶっ刺します。
千枚通しなどの穴あけアイテムを使わなくても、リングを貫通させることができました。
お次は4つのリングに、適当なヒモと「アルミ製カラビナ(4個で1セットなのでお得)」を組み合わせた留め具で、バックパックの上と下の部分に取り付けます。
位置を調整するために、何度か背負ってみたほうがいいと思います。
保冷剤の重さが1kgあるので、下よりも上の方に取り付けたほうが、さほど重さを感じないかもしれません。

大きなカラビナでもいいかも。ただし、制作費が上昇します
登山やハイキングでも、リュックに荷物を詰めるときは軽いものを下に入れて、重いものを上に詰めると、重力で下に引っ張られる力が弱まって疲れにくいというアレです。
あっという間にできました!
さあ、10時間ほど冷凍庫に入れといた保冷剤を、バックパック取り付けのケースに入れてみましょう!!
ソフトタイプの保冷剤、予想に反してガチガチに凍っていましたが、バックパックのケースに入れて背負うと、あぁ背中が冷んやりと気持ちいい。
暖かい空気が冷やされてできる結露的な水分は、ケース内部のマイクロファイバーに遮られて、滲み出てこないようです。
涼しさの持続時間は、その日の天気と外の気温で大きく変わりそうですが、とりあえず使えます!
夏場は、この保冷剤バックパック、かなり重宝しそうですよ?