片付けたのに散らかる…ループから脱却!プロが教える「物の適正量」とは
年末大掃除をしたのに、もう家に荷物があふれている……という家も多いのではないでしょうか。
片付けても片付けても、いつも部屋がなんとなく散らかっている。
いろいろな“片付け術”を見ても、なかなか上手くいかない……。
それは、物の“適量”を把握できていないから。
そんな人へ、片付けのプロでもある筆者が、量の把握の仕方をご紹介しましょう。
■物の「量」を把握する
家族の人数、家の広さや間取りによって、持ち物の量は違います。
家族の衣類に、生活雑貨、各部屋にはベッドやデスク、収納家具……。
洋服好きな方なら1人で200枚持っているかもしれないし、靴が30足、靴下は50足あるかもしれません。
多いことは、決していけないことではありません。しかし、それらを全てきちんと把握していますか?
生活しやすい環境にするためには、たくさんある物を“管理できているか”が鍵となります。
自分の持ち物がどれだけあるかを確認してみましょう。
種類別に分けていくため、家中から個人の物を集めてみましょう。衣類でも、アウター、靴下、下着などをパーツ別に分類します。
すると、同じものがいくつも出てきた、気づいたら似たようなものをいくつも持っていた……なんてことが見えてくるはずです。
■その数は「適量」?
自分の持ち物を分類して確認すると、次はその量が「適量か?」と考えてみましょう。
靴下が50足あり、かかとが薄くなっているような物があったら、それは処分しても困らないものです。
10足減っても40足。十分な量といえます。
分類すれば、今度は自分に必要な「量」が見えてきます。
自分にとっての適量が分かると、とても管理がしやすくなります。
快適な家とは、物が厳選されて、どこに何があるかがすぐに分かることです。
自分の持ち物と向き合い、持ち物全てを活躍させることができたら、毎日が楽しくなりそうですね。
(豊島 由紀)