元塾講師が教える!「リビング学習」を効果的にできるコツ3つ

「リビング学習をしている子は成績が上がる」とか「リビング学習は、家庭学習を定着させやすい」などと言われるようになってから久しいですね。

皆さんのお宅でも率先してリビング学習を取り入れている人も多いのではないかと思います。

筆者も塾講師をしていたとき、それについて実感したことも確かです。

しかしせっかくリビング学習を取り入れてみても、やり方いかんによっては、あまり好ましくない方向に事が転がってしまうことも考えられます。

今回は、効果的なリビング学習のコツを3つご紹介します。

 

1.常に親がしっかりと監視するのはダメ!

リビング学習

ふじよ / PIXTA(ピクスタ)

お子様がしっかり勉強をするかどうか気になる気持ちはわかります。

しかし、つきっきりで親が監視するのは好ましくない状況です。つまり、何かをしながら、ただ“同じ空間にいる”だけで良いんです。

子ども側に与えるメリットとしては、リラックスして勉強ができるということ。

予習、復習にかかわらず、彼らはまだよくわからないところ、消化しきれていないところについて取り組むため、緊張しながら勉強をすることになります。

多くの子どもたちは、間違えるのは恥ずかしいこと、ダメなことという考えがどうしても定着してしまっているので、見られているという緊張感は私たち大人が考えるよりも大きく現れます。

場合によっては正解率が下がることも。

実際に、塾の授業でもこういうことがありました。

親のメリットとしては、子どもが勉強をしている間に食器の洗い物、ご飯の支度、洗濯物をたたむなど、いろいろな家事ができるということでしょうね。

 

2.年齢で区別するのはNG!自発的にリビングから離れるタイミングを待つ

リビング学習 中学生

プラナ / PIXTA(ピクスタ)

下の子はまだ小さいからリビングで、上の子はもう大きいから自分の部屋で……というのはNG。

年齢で区切るのではなく、“自発的にリビングから離れる”タイミングを待ちましょう。

子どもの気持ちを優先させることで、やる気をそいでしまうリスクを格段に減らすことができます。

また、せっかくついた勉強の習慣がリセットされてしまう可能性を減らすこともできます。

自発的に行う習慣のある子は、「勉強しなさい」と言われる前にテキストを広げるので、いちいち声がけをする手間が少なくてすみますから、親の立場からしてみてもそのあたりのストレスがだいぶ軽くなるのではないかと思います。

 

3.能力に合わせて勉強量や勉強時間を増減するのがベター

リビング学習

1日の学習時間の基本は、一般的には“学年×10分”とされていますが、集中力には個人差があります。

もっといってしまえば、その日のコンディションによって勉強量や勉強時間は臨機応変に増減するのがベターです。

まずは机に向かう習慣をつけることを優先しましょう。

勉強自体に嫌悪感を持ってしまうのは、のちのちまで困ることになり、子どもにとっても親にとっても良いことはひとつもありません。

 

リビング学習

プラナ / PIXTA(ピクスタ)

いかがでしたか?

リビング学習を取り入れるときに、ぜひ参考にしてみてくださいね。