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駅近・狭小地に木造3階建て建築中

我が家がロフトもテラスもつくらなかった理由【駅近・狭小地に木造3階建て建築中!】

実はすでにしれっと家が出来上がっていてしれっと住んでいる我が家です(笑)。

出来上がってからのお話もまだまだたくさんあるのですが、今回は、我が家の家へのお金のかけ方で特に「削ったところ」に焦点を当てて書いていきたいと思います。

これまで散々書いていたように、「土地にお金をかけたので上物にはあまりかけない方針」をベースに読み進めていってもらえればと思います。

使う頻度が低い場所にお金をかけるのはどうなのか?

藤原さん宅のネコ

我が家はまず、思っていたよりお金がかかるねという理由から、打ち合わせの初期の段階でオプションリストから除外した場所があります。

それは「ロフト(天井裏収納)」と「屋上(テラス含む)」

そもそも我が家の場合は「斜線規制にひっかかるため、あまり広いスペースを確保できない」という現状が前提にありました。

もちろんどちらも「作ることは可能」だったのですが、わざわざ作るにしてはスぺースが小さい。

かといって、その分値段が下がるわけではありません。

例えばロフトを10畳作る予定が5畳になったからといって半額になるわけでもない、という現実。

人が上に立つことに耐えうる場所を作るので、そこまで簡易的なものでもありませんものね。

ロフトとはしご

K.M.S.P. / PIXTA(ピクスタ)

そしてもう一つ、「そのロフトにあがるためのはしごが常に視界に存在する」というストレスも想像できました。

ひろーい家ならまだしも……はしご邪魔! 絶対邪魔!!!

そして思いました。

「オフシーズンのものやイベントもの(キャンプ用品とか)のためのスペースになるであろう、日常ほとんど足を踏み入れない可能性が高い場所のために金銭的負担、視界的にも圧迫感を感じてまで作る必要あるのかな?」と。

家にかけるお金のうち何パーセントまでなら「日常でない部分」にお金をかけられるかなと考えてみたんですけど、私が思うパーセンテージ分じゃロフトなんて作れませんでした。

 

物があふれたらどうしよう?

藤原さん宅のネコ

でも収納は確かに大事。置くところがなくなってしまうくらい物が増えたらどうしよう?

だったらどうしても必要になったその時に「近くでトランクルームを借りる」方がいいと感じました。

お金を払ってまで物を置くのはどちらも同じなのに、毎月いくらか払ってトランクルームに、ということに抵抗を感じる人も多いようです。

でも「空間的、視界的に日常生活を圧迫するものを家の中から追い出せる」けど「処分は出来ない」のならロフトよりトランクルームの方が私には魅力的に感じました。

なにより「そこまでして保管したいか?」と物と真剣に向き合えますしね。

トランクルーム

CAN CAN / PIXTA(ピクスタ)

あと私はそもそも「フタをしてしまえば見えない場所」を作ることにそもそも抵抗がありました。

今流行りのミニマリストほどのストイックさには程遠いのですが、「今必要でないもの」「もう好きではなくなってしまったもの」を持ち続けるのがストレスなタイプではあります。

捨てることにもストレスはあるのですが、本当はもう使っていないものたちなのに今、現在大切なものたちを圧迫してまで持っていたいものなのか?と考えることが年々増えているのです。

なのでロフトのような場所に「とりあえず」置いたが最後、きっと「捨てるほどじゃないんだけど今はいらないし」みたいな扱いでずっとそこに鎮座すると思うんです。

そんなもののために数十万、数百万かけたいか?と考えたとき……私は「絶対NO!」でした。

あれば便利かもしれない、でもあれば便利くらいのものに日常生活でそんな大金かけませんよね?

藤原さん宅のネコ

家という大きな買い物の場合は「その中では少ない金額」かもしれませんが、日常生活で「普段は使わないんだけどあったら便利だよねぇこういうバッグ」レベルのものに数十万円なんて出せますか?

屋上も同じ理由で、我が家は夏の花火が近くで見える立地なのですが、365日中たった1日「あったらいいよね」な場所にそんな大金かけるのか?と言われたら…私はNOでした。

もちろんあったら素敵だな、とは思うんです。ゆったり家の屋上から花火。うん素敵。

花火

マイケル / PIXTA(ピクスタ)

でも、じゃあその日だけ特別に花火が見える素敵な場所でディナーなんてのはどうでしょう?な、なんて贅沢!!!

そんなものすごい贅沢を感じるような行為も、屋上を作るくらいなら10回はできちゃうんですよ。

屋上で見るなら自分でお料理運んだり椅子やテーブル用意したりするよね?屋上への階段も作らなきゃならないから三階の部屋が狭くなるよね?

などなど、デメリットに目を向けてみることも大切。

364日不必要になるかもしれない、それなりにメンテナンスしなきゃいけない場所に大金を投入するくらいなら、違うやり方でその夢を叶える方法も考えてみる。

そしてその分のお金を、普段目にする場所や毎日使うキッチンのオプションにまわす方が私にとって「価値がある」と感じました。

 

私は大金持ちじゃない!

藤原さん宅のネコ

大金持ちならどっちも作っていいと思うんです。

ただ、「ここまで」と決めていたり「必要になったときのお金を残しておきたい」という家計状況なら「本当に必要な場所」に「本当に必要な内容」でお金を使いたいなぁと家づくりでよく感じました。

簡単に買い替えがきかないからこそ「あとで必要になったらどうしよう」という不安にかられたりもしましたが、「自分にとって価値がある部分」「我が家のライフスタイルの傾向」を把握していれば、「ここは我が家に必要ないかも?」な場所も見えてくると思います。

もちろん「屋上でBBQが我が家の夢!毎年10回はやっちゃうよー!」というライフスタイルなら屋上やテラスは必須だと思います。

アウトドアが大好きで毎年必ず山に登る!なんて人には土間やロフトが必須かも。

どの場所に使っても「お金はお金」なので、自分たちに一番価値のある部分のオプションに使いたいですよね。

藤原さん宅のネコ

もし迷ったらパーセンテージで考えてみるのもおすすめですよ。

2,000万円の家で100万円を占めるオプション=5%

一年の5%って約18日。(ここではローン年数は無視してくださいね!)

一年の18日分の住宅ローンを投入してでも欲しいオプションかな?なんて。

なんとなく想像しやすくなりませんか?いろんな数字に置き換えてみるのもおすすめです!

家族で海外旅行に行くより高いな、でもいいと思います。支払うまではすべて「同じ価値」のお金ですからね!